四川省の男性 刑務所から帰され1カ月後に死亡
【明慧日本2015年1月26日】四川省簡陽市の法輪功学習者・張世祥さん(享年66歳、男性)は2008年に懲役6年の不当判決を宣告され、楽山五馬坪刑務所で薬物を飲まされた。その結果、家に帰された時、重体に陥り、1カ月後の12月4日に他界した。
張さんはかつて数回にわたって不当に連行されたことがある。2000年3月、張さんは法輪功を学んでいるとの理由で警官に強制連行された。翌年、市留置場に連行され、洗脳された。2007年6月4日、人々に法輪功が無実の罪を着せられていることを伝えた時、簡城派出所の警官に連行され、当日午後に派出所から逃れたが、放浪生活を余儀なくされた。
2008年6月4日午後5時ごろ、張さんは貸家で警官に連行され、簡陽留置場に拘禁された。翌年12月8日、張さんは市裁判所に懲役6年の判決を宣告された。
楽山五馬坪刑務所に拘禁されていた期間、警官らは張さんに法輪功をやめさせるため、残酷な迫害を加え、不明な薬物を飲ませたという。刑務所の医者はさらに「薬を飲まず、転向しない限り、死んでも家に帰さないぞ」と言いふらしたという。
張さんは昨年11月3日に家に帰されたが、全身が腫れ、足の皮膚が破れそうで血が流れ、自立生活ができない状態だった。そして12月4日、他界したという。