吉林省の女性2人 拘禁中に暴行される
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年1月30日】吉林省遼源(りょうげん)市仙城公安支局の副局長は昨年11月24日、派出所の警官らを引き連れて、法輪功学習者・曾凡玉さん(女性)を不当に連行し、家財を押収した。その時、学習者・曹桂栄さん(女性)が曾さんの家に立ち寄ったため、曹さんも共に連行された。

 仙城公安支局で、副局長は他の警官に指示を下し、曹さんと曾さんを酷く殴り、口にわさび油を流し込み、目にトウガラシを塗るなどの迫害を加えさせた。曹さんは頭を殴られて傷口から出血し、病院で7針縫合した。証拠、自供、署名もない状況下で、副局長は曹さんの家族を脅迫して1万元(18万円ぐらい)をゆすり取ってから、曹さんを解放した。副局長は、さらに曾さんの家族から金品をゆすり取ることを企てているという。

 今月12日、曾さんの家族は弁護士と一緒に仙城支局へ行き、事件の内容を尋ねた。副局長は弁護士に「おまえなんかに事実は言わないぞ!」と言った。弁護士は「法律に基づいて、案件について知る権利がある」と要求したが、副局長は「まだ調査している段階だ」と言うだけで、実際の内容は見せなかった。弁護士と曾さんの家族が立ち去ろうとすると、副局長は弁護士を先に行かせ、曾さんの家族から金品をゆすり取ろうとした。また、副局長弁護士の文句ばかり言っていた。そして、曾さんの家族に金を払えば曾を『権利保釈』にする」と言ってだまし取ろうとしたという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/1/21/303443.html)
 
関連文章