四川省成都市の元医師 流浪を余儀なくされる
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 【明慧日本2015年3月25日】中国の旧正月は一家団らんで楽しく過ごす時期だが、成都市攀枝花鋼鉄グループ所属病院の元医師である法輪功学習者・杜培陽さん(70代)は警官から嫌がらせをされ、家出を余儀なくされた。

昨年717日朝8時頃、杜さんは自宅で食事中、蓮新派出所・成都市錦江区公安支局・610弁公室の警官らに自宅に侵入された。警官らは杜さんの家にあった法輪功の資料などを見つけると、すぐに家宅捜索を行い、応援の警官を電話で要請した。杜さんはその場で監禁され、接触している学習者の氏名を詰問された。杜さんは「誰とも連絡を取っていません」と答えたが、警官にパソコンの前に座らされ、パソコンの操作を強いられた。杜さんは拒絶したが、パソコンを押収された。

警官は3時間ほど、杜さんの家の家宅捜索を行い、壁に貼ってあった法輪功創始者の詩が書かれた紙を破り、作成資料も全部押収した。

杜さんの孫(6)は、突然やって来た警官らの暴力行為を見て驚き、泣きながら「あなたたちは悪人です!」と叫んだ。警官は「子供を外に連れ出せ」と怒鳴った。

杜さんは蓮新派出所まで連行された。派出所で尋問された杜さんは、何も答えなかった。その後、杜さんは成都市留置場に送られたが、留置場側に受け入れを拒否された。その日の夜、杜さんは「1年間審問を待つ」との処分を下されて、帰宅させられた。

しかしその数日後、蓮新派出所の所長とコミュニティの警官数人が再び、杜さんの家へ行き、杜さんに署名を強要した。杜さんは拒否したため、警官は杜さんの家族を脅した。

その後、警官らは毎晩、杜さんの家へ行き、杜さんと家族を脅したため、杜さんは家を離れるしかなかった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/23/305478.html)
 
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