四川省の裁判所 法輪功学習者の裁判で厳重警備
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 【明慧日本2015年4月17日】四川省の彭州裁判所は今月1日午前、法輪功学習者・白貴銀さんに対して裁判を行った。裁判所の外は警官、私服警官、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、各郷鎮から派遣されてきた法輪功学習者を阻止する人員が多数配置され、厳重な警備体制が敷かれていた。

 裁判は午後4時近くまで続いたが、結果は言い渡されず、改めて3回目の裁判をすることとなった。そして、弁護士が法廷から出た時に乗ったタクシーが、私服警官4人に尾行・監視されたという。

至るところに配備されたパトカーと私服警官

 

610弁公室のリーダー

 

私服警官

 昨年1月4日、白さんは紅岩鎮の法輪功学習者・古足翠さんが街で法輪功の無実を伝えた時、610弁公室の関係者に敖平派出所に不当に連行されたことを聞き、ただちに古さんの解放を要求した。しかし、白さんも拘禁された。

 白さんは市留置場に拘禁されている。市公安局、鎮派出所、610弁公室の関係者は白さんに迫害を加えようと企んでいる。

 今年1月22日、市裁判所は白さんに対して開廷した。裁判官や検察は白さんおよび弁護士の発言を妨害し続けた。最終的に、弁護士の抗議で休廷した。

 今月1日、市裁判所は再び白さんに対して開廷した。当日の装備はものものしく、家族さえも身分証明証を呈示しないと入場できない。白さんの妻は身分証明書の写しだけで入場できなかったという。

 裁判後、弁護士は裁判所から出たとたん、私服警官に尾行され、暴行を振るわれそうだった。弁護士は再び裁判所に戻り、タクシーを呼んだ。4人のうち1人がすぐにタクシーに乗り、尾行したという。

彭州市敖平百姓签名声援营救法轮功学员白贵银、古足翠
敖平の住民は拇印を押し、白貴銀さん、古足翠さんの救出を応援

 昨年6月の初め、敖平の住民は署名をして、白さん、古さんの無罪を証明した。中国共産党の関係者は署名を阻止するため、保険の差押え、子供の進学の禁止、兵役に強制加入などの方法で住民を脅迫したが、無駄に終わったという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/11/307371.html)
 
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