【明慧日本2015年4月24日】安徽省亳州(はくしゅう)市ショウ城区裁判所は3月30日、14人の法輪功学習者に対して不正裁判を行った。裁判を受けた学習者は、白傑さん、朱少軍さん、李冬梅さん、王守略さん、唐家玲さん、傅明義さん、崔勇さん、李海峰さん、賈紅娟さん、朱鳳敏さん、趙素美さん、王俊芝さん、李玲さん、蒋月華さんの14人である。
開廷日、裁判所の近くに大勢の警官が見張っており、交通警官まで来て、消防車も待機していた。法輪功学習者1人につき、2人の家族までしか傍聴ができず、傍聴席に裁判所と公安局が呼んできた人ばかりだった。
法廷で、地元の弁護士は正義感がなく、職業の道徳を持たず、突然学習者たちに向かって、「罪を認めるのか」と聞き詰め、公安局、裁判所とまったく同じやり方だった。
今回、不正裁判を受けた14人の学習者は2013年9月、亳州市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官によって連行され、ずっと市留置場に拘禁されていた。留置場で14人はさまざまな拷問を受けたという。
鳳敏さんは迫害によって失明した。
冬梅さんは長時間にわたって拷問を加えられ、殴打されて腕を負傷し、頭痛・意識がもうろうとするなどの症状が現われた。
白さんは迫害されたため病状が悪化し、言語障害になった。
鳳軍さんと守略さんは、開廷の数日前、国保大隊隊長などの警官に留置場からショウ城区公安分局の地下室に連れられ、不明な黄色の液体を飲まされて意識が朦朧とし、紙袋で頭を被されて拷問を加えられ、20数時間続けられた。
守略さんは開廷日、血圧が220まで上昇した。そのため、王さんが依頼した北京からの弁護士は王さんに対する裁判を中止することを要求したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)