【明慧日本2015年5月1日】広東省広州市の法輪功学習者・黄潜さん(46歳女性)は2月3日、連行された後、行方が分からなくなった。先日、黄さんが広州市留置場に拘禁されていることが分かったが、すでに逮捕許可が発布されていた。黄さんは現在、発熱が続き健康状態が悪化しているという。
黄さんは広州市の書店の職員だった。黄さんは法輪功を学んでいるとの理由で今回、6回目の不当連行となった。前回の連行は2007年9月23日で、黄さんは懲役4年を宣告されて広東省女子刑務所に拘禁された。
2月3日夜11時「下の階に水漏れした」という声と、黄さんの家のドアのノック音が聞こえた。黄さんと学習者・鄭景賢さんが外に出た途端、警官に不法侵入された。警官は家に入ると、すぐに家宅捜索を始めた。鄭さんが捜査令状の提示を求めたが、警官は出さず、鄭さんに暴力を加えた。その後、黄さんと鄭さんは地元の派出所に連行された。翌日午後4時、警官はやっと捜査令状を提示し、鄭さんにサインを強要した。
派出所で、警官らが交代で黄さんに尋問を行った。黄さんは長時間、尋問を受けたため、発熱して下がらず、頭痛もした。
派出所の警官は黄さんと鄭さんを留置場に送る前、2人を病院に連れて行って身体検査を受けさせたが、警備員は2人のお金を使って、身体検査をした。
黄さんは留置場で法輪功の功法を練習したが、止められた。
2月16、18日、黄さんは熱を出して痙攣を起こし、全身が痛くて断食をしたが、奴隷労働を強いられた。
そのため、黄さんは所長に手紙を書き、受けた迫害を訴えたが、返事はなかった。2月27日、3月17日の2回、黄さんは検察官に訴える手紙を出したが、それも返信がなかった。
情報筋によると、黄さんは自分が受けた迫害の数々を、ブログで実名で連載したことが、今回の連行の理由だという。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/4/5/149616.html)