新疆:法輪功学習者の3姉妹が受けた迫害事実
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 【明慧日本2015429日】新疆ウイグル自治区昌吉(しょうきつ)市の法輪功学習者・王文さん(51)、王静さん(51)の双子姉妹は先月6日、不当に連行され、ウルムチ市水区留置場に拘禁された。文さんと静さんの姉・龚(きょう)暁娟さんは昨年、懲役5年を宣告され、10月末に新疆女子刑務所に拘禁された。

 情報筋によると、新疆自治区公安庁は王さん姉妹のネットワーク信号情報をキャッチし、ウルムチサイバク区公安支局は数カ月間、ネット追跡を行った。そして、昌吉国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と緑洲路派出所の警官は王さん姉妹を連行した。

 王さん姉妹の職業はともに会計である。文さんは羊毛紡績工場に勤務していたが、中国共産党当局が法輪功に対する迫害を開始して以降、文さんは法輪功を学んでいるとの理由で不当に解雇された。その後、文さんは個人経営の会社に就職した。静さんは昌吉洲工商銀行に勤務している。姉・さんは昌吉師範学院の数学教師である。

先月6日昼間、昌吉国保大隊と市公安局緑洲路派出所の警官は文さんを連行した。 当日の深夜、警官らは姉妹の母親の家へ行ってドアをノックしたが開かなかったため、鍵を破壊して不法に侵入し、家にいた静さんを連行した。その後、警官は文さんと静さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の関連書籍などを押収した。姉妹の携帯電話も押収された。

姉妹3人は法輪功を学んで心身ともに大きな変化があった。特に双子姉妹は以前、短気で頑固できつい性格だったが、法輪功を学んだ後、法輪功の教えに従って行動し、他人のことを優先に考え、家族とも仲良くなった。

19997.20以降、姉・さんは教壇に立つことを許されず、ほかの仕事に従事させられた。さんは法輪功を学んでいるとの理由で家財没収、強制洗脳、拘禁などの迫害を受けてきた。

2003年、文さんと静さんは共に昌吉610弁公室の警官により洗脳班に拘禁された。

2010年のある日、文さんは警備員に法輪功が迫害されている実態を話したため、15日間拘留された。

2013411日、さんは三工郷派出所の警官により連行され、昌吉留置場に拘禁された。情報筋によると、昌吉公安部門はさんを連行する前の1年間、監視し続けたという。

双子姉妹は留置場に拘禁され、姉は刑務所に拘禁された。家には母親(70代)しか残っていない。母親は3人の親孝行な娘を思い、日々涙が止まらず、娘たちの帰宅を待ち望んでいるという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/4/1/306968.html)
 
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