北京市:法輪功学習者の夫婦に不当判決
【明慧日本2015年5月20日】北京市国保大隊・石景山区610弁公室の警官10数人が3月10日午後3時過ぎ、石景山区の法輪功学習者・張彦賓さん、楊英さん夫婦の自宅に不法侵入し、家宅捜索をして法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、電子書籍、タブレットPC、MP3などの私物を押収し、張さん夫婦を連行した。
派出所に連行された楊さんは鉄の椅子に座らされたため、夜9時過ぎに体の異変が起きて救急車で病院に搬送された。夜11時ごろ、家族は楊さんを家に連れて帰ったという。現在、楊さんは監視されている状態である。
拷問の再現:鉄の椅子に座らされる |
張さんは北京軍管区の元軍人で、退役した後、石景山区不動産管理事務所に再就職した。正直で温厚な性格の張さんは、仕事をまじめにやり、周りからは良い人だと評判だった。1994年3月に法輪功を学び始めてから、張さんは心身ともに元気になり、病気一つもせず、法輪功の教えに従って自分を要求し、仕事もやり遂げ、職場の上司と同僚たちの好評を得た。
しかし、1999年4.25以後、張さんは法輪功を学んでいるとの理由で何度も公安局の警官に騒がせられた。同年7月21日から、張さんの家は不正に監視された。
2002年張さんは法輪功の信仰を堅持しているため、警官に連行され、懲役8年の実刑判決を宣告されて北京前進刑務所に収容された。刑務所でさまざまな迫害を受けた張さんは2010年に帰宅した。妻の楊さんも2003年10月、懲役8年の実刑判決を下されたという。
張さんは3月に連行されてから行方がわからなくなった。情報筋によると、張さんは五里坨洗脳班に送られ、その後に石景山区の警官は新に4人の法輪功学習者を連行したという。