【明慧日本2015年4月27日】北京市の大興区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、興豊派出所の警官7人は3月14日、棍棒を持って、法輪功学習者・魏学軍さん、張秋莎さん(46)夫妻の自宅へ行き、ドアを破壊して不法侵入した。警官らは翌日の午前1時まで魏さんの自宅で家宅捜索を行い、魏さんを連行した。
同日、警官は魏さんの自宅に行く前、外食していた張さんを連行し、車も押収した。
張秋莎さん |
魏学軍さん |
魏さんの家は静かな街で5階建ての2階だが、警官が夜中に騒いだため、周囲の住民が泥棒だと思って通報するところだったが、よく見ると、制服を着て怖い顔をした警官だった。
魏さん夫婦は現在、大興区留置場に拘禁されており、車は興豊派出所にある。
張さんは北京にある不動産に勤め、副社長だったが、中国共産党が法輪功弾圧を開始してから、迫害されたため、何度も転職しなければならなかった。
2000年、警官は魏さん夫婦の息子を尾行して魏さん夫婦の自宅に侵入し、張さんを洗脳班に連行した。80数日後、張さんは洗脳班から抜け出すことができた。帰宅した張さんは関連部門に自分を連行した警官と洗脳班で迫害を加えた者たちを訴える手紙を渡した。その後、警官は張さんに絶えず嫌がらせをし、張さんの息子の学校まで行って授業中の息子に嫌がらせをしたという。
興豊派出所の警官は何度も魏さん夫婦の家に行き、ノックして入ろうとした。しかし、入れてもらえなかったため、魏さん夫婦に顔を出させるため、断水・停電にするなどの嫌がらせをした。ある日の夜、息子は停電したと思って、家の外にある電気メーターボックスを見ようとして家から出た途端、暗いところで身を隠している警官を見かけた。息子は驚いてすぐに家に入ったが、怖くて数日間外に出られなかったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)