元士官が再び不当判決に直面
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 【明慧日本2015年5月27日】北京市の大興裁判所は21日午前8時半、法輪功学習者・李洪山さん(43歳)に対して不正裁判を行った。当日、裁判官は何度も李さんと弁護士の発言を妨害したという。

 裁判官は李さんがかつて5年間刑務所に拘禁されたことがあることや、法輪功のパンフレットを配布したとの理由で李さんに迫害を加えようとした。李さんの弁護士は「李さんは法輪功のパンフレットを配布したことで誰に害を与えましたか?」と問い詰めた。裁判官は何度も弁護士の発言を妨害し、強制的に中止させ、休廷を宣告したという。

 李さんは黒竜江省綏ビンの国境の警備大隊の元士官である。仕事が大変だったため、神経衰弱になり、頭痛、失眠などの病気を患っていた。薬を飲んでも治らなかった病気が、法輪功を学んでから完治した。

 1999年の7.20以降、部隊側は李さんに法輪功を放棄するよう強要した。その結果、李さんは放浪生活を余儀なくされた。2003年、李さんは上京して陳情し、天安門広場で不当に連行され、懲役5年の不当判決を宣告された。さらに、士官の待遇が剥奪され、一家離散になってしまった。

 2008年、李さんは解放された後、地元派出所から戸籍をもらえず、1人で北京へ出稼ぎに行った。

 昨年8月25日、李さんは退勤後、法輪功の無実を人々に伝えた時、北京市大興区の派出所に不当に連行された。10月15日に市の第一留置場に拘禁され、12月中旬に再び大興区留置場に移送された。

 李さんは拘禁された期間、断食で迫害に抗議したが、灌食されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/23/309873.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/5/25/150748.html)
 
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