河北省610弁公室 優秀教師の給与支給停止
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 【明慧日本2015年6月13日】河北省610弁公室2月7日の冬休み前、教師の樊英燦さんに転向、すなわち法輪功の修煉を放棄させるよう、邯鄲市復興区・文教体局鉄路中学の責任者に命じた。樊(はん)さんは放棄することを拒んだ。3月4日に新学期が始まったところ、610弁公室と区文教体局の人員からの圧力に屈し、学校責任者は樊さんが授業を行う権利を奪った。

 周りから評価される優秀な教師 

 樊さん、鉄路中学で教師を務めていた。法輪功を修煉したことで心身とも恩恵を受けた樊さんは仕事に一生懸命で、周りに思いやりがあり、生徒や保護者からの評価も高い。名利を求めず、十数年続けて受験クラスを担当している。クラスの成績は区内で長期にわたってトップである。校長も上部から圧力を受けながらも「年度ごとに優秀な教師を評価するとき、樊さんが評価されなければ絶対におかしい」と主張する。

 休日中の監視、いやがらせや転向強要 

 2015年2月7日冬休み前、2014年新任校長・書記・副書記等が樊さんに話があると言った。「管轄区内の法輪功学習者に対して強制転向を行い、『三書』を書かせるよう上部組織に指示された」と言った。樊さんが詰問した結果、河北省610弁公室が邯郸市弁公室に指示し、そして邯郸市は復興区610弁公室に指示をした。最後に、復興区文教体局が鉄路中学に圧力をかけてきたと判明した。

 樊さんが転向を拒むと、校長は冬休みの期間、全校教職員に樊さんを監視するよう指示し、昨年度だけで樊さんに支給すべきだった5000元の給料を支給停止した。

 授業をする権利を奪われる

 3月4日に学校が始まると、3か月後には今年度の受験生が高校入試を迎えるというのに、学校責任者は樊さんから授業をする権利を奪った。そして「2015年度はお前の職場はない。したがって2015年度の給料もない。どうなっても知らないぞ!」と脅かした。

 2011年ごろ、樊さんは買い物の途中で不当に逮捕されたことがあり、21日間勾留された。学校に戻った樊さんは「三書」を書くことを拒んだ。区文教体局が学校に圧力をかけた結果、樊さんの2011年ボーナスは2600数元も減給された。優秀教師の評価を与えられることも禁止された。

 このような不公平な待遇の中でも、樊さんは相変わらず教師の仕事に一生懸命で、彼の生徒は好成績を保っている。生徒や同僚からも応援されているという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/3/11/306116.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/3/18/149385.html)
 
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