河北省三河市の法輪功学習者ら 江沢民を告訴(写真)
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 【明慧日本2015年6月9日】河北省三河市の法輪功学習者・馬維山さん(75)、王悦さん(78)夫妻、王蓮双さん(本人と息子の王占青さんを代表)は先月25日、相次いで市検察庁へ行って告訴状を提出し、法輪功への迫害の元凶・江沢民を「信仰の自由を剥奪」、「職権濫用」、「不法拘禁」などの罪で告訴し、最高検察庁に江沢民の刑事責任を追及するよう要求したという。

马维山(75岁)、王悦(78岁)夫妇来到三河市检察院递交控告江泽民的刑事控
市検察庁に江沢民を告訴する
馬維山さん、王悦さん夫妻

马维山(75岁)、王悦(78岁)夫妇来到三河市检察院递交控告江泽民的刑事控
馬維山さん、王悦さん夫妻が市検察庁に告訴状を提出

 午前9時ごろ、馬さん夫妻は告訴状を提出するため市検察庁へ行ったが、警備員に侵入を阻止された。 

门卫拦住不许进门
侵入を阻止する2人の警備員

老马耐心的跟门卫讲真相
熱心に警備員に法輪功の無実を伝える
馬さん

台阶上的门卫态度非常恶劣,说了很多难听话

態度が悪く、2人を罵る警備員

 警備員たちの妨害によって、馬さん夫妻は三河郵便局に行き、刑事告訴状を三河検察庁に郵送した。

馬さんと王さんはそれぞれ、三河検察庁宛に告訴状を郵送した

 先月26日、馬さんは北京市最高検察庁、最高裁判所、全国人民代表大会、公安部、河北省最高裁判所、河北省人民代表大会、廊坊裁判所などの部門に江沢民を告訴する刑事告訴状を郵送した。王さんも27日、同様に上記の部門に刑事告訴状を郵送した。

马维山邮寄控告状收据

馬さんの郵送控え

王莲双邮寄控告EMS回执单据

王さんの郵送・受け取りの控え

 昨年4月22日午後5時過ぎ、法輪功学習者・康景泰さん、王占青さん、馬維山さんと家政婦の文傑さんは国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行され、法輪功の関連書籍、自動車、パソコン、携帯電話などの私物も押収された。馬さんは現金13000元(およそ26万円)、文さんは現金とカードの合計15000元(およそ30万円)がなくなったという。康さんは連行されて血圧が急に220に上がったため、留置場に受け入れを拒否された。しかし、警官らは留置場に無理やり入らされた。5月の初め、4人を廊坊洗脳班に送り込み、不当に2カ月拘禁・洗脳した。その後、馬さんと康さんは家に帰されたが監視されていた。王さんと文さんへの逮捕令が発行され、2人は三河留置場に拘禁された。国保大隊の警官らは法律を無視し、検察庁に圧力をかけたため、市裁判所は27日に4人に対して開廷することを宣告した。しかし、当事者は開廷日の1日前に急に開廷がキャンセルされたことを知らせた。

 馬さんは自分が法輪功を学んでいるとの理由で3回家財を押収され、3回不当に拘禁、1回(2年間)不当に労働教養処分に処せられ、1回(懲役3年6カ月)の不当判決、3回洗脳されたことがある。その結果、自分と家族は大きな精神的・経済的ダメージを受けた。「憲法」と「刑法」によると、江沢民は「侮辱罪」、「誹謗罪」、「職権濫用罪」、「拷問罪」などの9つの罪に当て、最高人民検察庁に最高人民裁判所に江沢民への告訴を提出するよう、その刑事責任と関連責任を追及するよう求めた。

 王さんは市第三中学校に勤め、江沢民による法輪功への迫害が始まってから、2回労働教養に処せられ、3回家財を押収され、10数回にわたって不当に連行され、留置場や職場、洗脳班に拘禁された。また、3回不当に刑事拘禁、行政拘禁され、現在は三河留置場に拘禁され、裁判に直面している。

 王さんの妻は高圧な迫害に耐えられず、王さんと離婚した。王さん本人も労働教養・拘禁・苦役的な労働・洗脳などの迫害を受け、経済的・精神的に大きなダメージを受けた。王さんは最高人民検察庁に江沢民の「信仰の自由を剥奪」、「職権濫用」など8つの罪で告訴し、法輪功の無実を知ってもらい、社会の公平や正義を正したいと述べた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/30/310213.html)
 
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