吉林市の親子 最高検察院に江沢民を告訴(写真)
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明慧日本2015年6月5日】吉林省吉林市の法輪功学習者・楊鴻雁さん(45歳女性)と母親・趙玉英さん(70)は先月22日、法輪功学習者へのジェノサイドと人身の自由・信仰の自由を侵害した罪で、中国共産党の元書記・江沢民を最高人民検察院に告訴した。

投寄诉状的邮政快递回执
楊さん親子が郵送した告訴状の控え

   吉林市昌邑(しょうゆう)区在住の楊さんは1997年に、母親・趙さんは1998年に法輪功を学び始めた。

   1999年7月、江沢民は憲法に反し、法輪功に対して史上かつてない迫害を開始した。 16年来、楊さん親子は法輪功を学んでいるとの理由で、家財の押収・指名手配・放浪生活・連行・拘禁・殴打・トラの椅子・脅迫・恐喝などの迫害を受けてきた。親子はいつも嫌がらせを受け、人身の安全の保障がなく、正常な生活が送れず、絶大な精神的苦痛を受けた。

   2002年3月12日朝、楊さんは私用で外出し、帰宅途中に夫から電話があった。夫は楊さんに「九駅派出所の警官たちが家宅捜索をしている。帰宅してはいけない」と伝えた。そのため楊さんは、帰宅できずに放浪生活を余儀なくされた。現在も家族と一緒に生活できない状態であるという。

   楊さんは法輪功を学ぶ前は家族とのトラブルが絶えず、20代のときから心臓病、頸部脊椎症、神経衰弱などの病気を患っていた。しかし、1997年に法輪功を学んでから、楊さんはすべての病気が完治し、平和な家庭を築いた。

   かつて、母親・趙さんも多種の病気を患い、薬を服用しない日はなかった。母親は重い心臓病で、通常は1錠の薬を2錠服用しなければならず、いろいろな治療法を試しても効果がなかった。しかし、絶望的だった母親は法輪功に出会って学び始め、奇跡的に健康を回復した。そのため、楊さん親子と家族は、法輪功創始者に感謝する気持ちを言葉では言い表せないほどだったという。

   楊さん親子は法輪功を学んで道徳も向上し、心身ともに健康になって社会に貢献できるようになった。法輪功は良い功法だと国も国民もよくわかっている。

   しかし1999年7.20以来、江沢民は多くの国民が法輪功を学んでいることを恐れて理性を失い、全国のメディアを利用して一斉に法輪功を誹謗中傷し、法輪功学習者に対して気が狂ったかのように残酷な迫害を開始した。江沢民は中国を罪悪の深淵に陥れ、人間として最も貴重な道徳を壊滅させた。

 16年来、江沢民は法輪功学習者に対して「肉体を消滅させ、名誉を毀損し、経済を崩壊させる」との政策を立てた。その政策は国連が1998年に公布した「国際刑事裁判所ローマ規程」の中の「ジェノサイド」と「人道に対する罪」に当たるとしている。

   楊さん親子は、江沢民が犯した罪に対して刑事責任を追及し、16年間受けた精神的な苦痛、経済的損失の弁償を求めたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/29/310149.html)
 
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