文／山東省の大法弟子
【明慧日本2015年6月16日】
「人間万事 塞翁が馬」
ある日、私は三輪タクシーを運転中、40歳ぐらいの男性のお客さんに呼ばれました。その男性の頭には白い包帯が巻かれていました。彼はタクシーの中に入ると、「◯◯村まで行って下さい。これから友達と遊びに行くんです、仕事で怪我をしてやっと休みがとれました、怪我でもしなければ休めませんね」と言いました。私は「お客さん『人間万事塞翁が馬』とも言いますが、災い転じて福になるかもしれませんよ」と返事しました。どういうことか分からず、男性客はより詳しい説明を求めました。私は「怪我をしなければ、私のタクシーに乗るわけはないし、私から真相を聞いて福報を得るチャンスもなかったでしょう。このごろ自然災害が多いし、インフルエンザ感染などの出来事も偶然の出来事ではありません」と述べました。男性は「その通りです」とうなずきました。
この男性は外面は目立たないのですが、悟性がかなり良く「あなたの話を聞いてやっと分かりました。中国共産党は良いことはちっともしていないが、汚職、買春、あとデマを流したり、迫害、不当連行など悪いことは何でもやっています」と言い、さらに「私はあなた達、法輪功の偉大さを知っています。大法弟子も偉大です。あなた達の真相チラシを読むことは人生の一番意義のあることです。私もチラシを配布したい。少しお金を出しますので、資料を作る人に渡してくれませんか？」と言いました。
私は感動して涙が出ましたが「お客さん、気持ちは分かりますが、あなたも大変でしょう、お金は要りません。私たちはすべてボランティアでやっています。大法はお金などは一切受け取らないのです。」と丁重に断りました。彼は「私もボランティアで、報酬などは求めません。今日それほど手持ちがないので、これはほんの気持ちです。どうかお受け取ってください」と彼は数10元をポケットから取り出して、私に渡そうとしました。最後に、彼は「頭を怪我をして良かったです。さもなければ、真相が永遠に分からなかったかもしれません」と言いました。
現在では法輪功だけが一番良い物だ
2015年3月のある日、3人の出稼ぎの労働者が私のタクシーに乗りました。私はいつも通り真相を伝えました。「お疲れ様です。大変ですね。毎日高いビルを作っていますが、自分ではなかなか買えません。毎日苦労していても、有毒なものを食べてしまうかもしれませんしね」と私が言うと、その3人は「共産党は人に害を与えるばかりで、本当に危険ですね」と答えました。私は「良い人は共産党から損害を受けましたが、逆に福報を得られるかもしれません。例えば、健康になるとか・・ですからなるべく良い行いをしましょう」と勧めると、彼らに「あなたは何か宗教を信じているのですか？」と尋ねられました。私は「宗教は信じていませんが、私は法輪功を信じています」と伝えました。すると予想外に、3人は「法輪功は最高です！ 現在は法輪功だけが最も良い」と口をそろえて言いました。
それから3人は我先と三退をし、「何でもいいですから資料を下さい、法輪功の資料が一番好きです」と言い真相資料を求めました。
