高さ100メートルの崖から落ちても無事だった
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 【明慧日本2015年8月6日】〖四川省からの投稿〗私たちが住んでいる石窝郷(シーウォーシャン)は四川省万源市の西南部に位置し、大巴山の最も深いところにあります。この山は高いので、山道も急で険しいのです。私たちの田んぼはすべて高い石の崖の上にあります。2007年の春、村で、誰もが知っているある珍しい事件が起こりました。

 ある日、50歳過ぎの文さんは崖に近いところにある田んぼに行き、牛を放牧しました。この田んぼは、既に崩れ落ちたところがあります。いつの間にか、牛の鼻に繋いである縄が足に引っかかって、牛は崩れ落ちた場所の近くでくるくる回転していました。文さんは急いで牛の鼻の縄を自分の両手に巻き付け、牛を安全な場所に引っ張ろうとしました。しかし、牛は大きすぎて、文さんは全く牛を動かすことができませんでした。彼は方法を思いつく間もなく、そこに倒れ、そのまま崖の下に滑り落ちていた牛に引っ張られて、一緒に高さ100メートルを越える崖の上から落ちていきました。

 家族はこのことを聞き、現場へ急ぎました。そこで見たのは、石垣の上に落ちて死んだ牛と、牛の体の上に横たわって微動もしない文さんでした。

 全く動かない文さんを見て、彼の甥っ子が「叔父さん! 叔父さん!……」と叫びました。徐々に、文さんは目が覚めて、体の下にいる牛を見てから、何も言わずに家に黙々と向かいました。甥っ子は後ろで「叔父さん、大丈夫ですか? 僕が背負ってあげましょうか?」と尋ねましたが、文さんは振り返りもせず、家へ直行しました。

 出稼ぎに出ていた息子はこの一大事を知り、急いで帰ってきて、何も言わず、父を病院に連れて行きました。検査の結果では、文さんは全くの無傷でしたので、家族はやっと安心しました。しかし不思議なのは、何故100メートルを超える高い崖の上から落ちても無傷だったのでしょうか? そのようなことがありえるのでしょうか? 

 文さんのことは瞬く間に村中に知れ渡りました。多くの人が訪ねてきて、「どうしてちょうど牛の上に落ちたの?  どうやって無傷でいられたの?」と聞きました。

 文さんはこう答えました。「私の家内が法輪功を修煉していることは皆知っていますよね。私は修煉していないものの、大法の良さを知り、信じています。私はいつも大法のお守りを身に着け、常に『法輪大法は素晴らしい』と心の中で思っています。崖から落ちた瞬間、私は体が羽のように軽く感じました。その後、意識を失い、何もわからなかったのですが、大法の師父が見守って下さったので私は無傷でいられ、歩いて家に帰ることができました!」

 皆は口を揃えて、「法輪功は本当に不思議な功法ですね!」と言いました。村人の中には、これがきっかけで大法の修煉を始めた人もいました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/7/23/312643.html)
 
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