ウクライナ:弁護士と政治家が江沢民告訴を声援
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 【明慧日本2015年8月17日】中国大陸と海外で2015年5月以来、1カ月のうちに2万人以上の法輪功学習者とその家族が、中国最高検察院と最高裁判所に、前中国共産党のトップ・江沢民を告訴し、法律に基づいて元凶江沢民の責任を追及するよう求めている。世界各地でもそれに応じて、幾つかの変化が生じている。ウクライナの有名な弁護士のアンナ・マリア(Anna Maliar)博士は、江沢民を告訴することを支持し「江沢民を審判する日は必ず来る」と述べた。

 ウクライナはナチスと共産党のシンボルを禁止する法案を採択

 5月15日、ウクライナ大統領ポロシェンコ氏は4月9日、ナチスと共産党のシンボル及びその思想と宣伝を禁止する採択された立法案に署名し、批准した。違反者は5~10年の有期懲役を受けることになる。この2558号法案では、ウクライナにおけるナチスと共産独裁権力の統治を厳しく非難し、それらのシンボルの宣伝(街頭宣伝、旗や記念碑などを含む)を禁止した。また、各地区の街路地や会社に、共産党の党首や彼らの活動と関係のある命名をすることを禁止した。

 ウクライナの著名な弁護士で、犯罪学者のアンナ・マリア(Anna Maliar)博士は、この法案を推進した一人である。彼女は「彼らは国家と国民に対して、罪を犯したので、全員責任を問われます。これまで行った全ての犯罪行為は必ず暴かれ、共産党内の元凶が審判を受ける日は来る」と強調した。

 中国の民衆が江沢民を訴え、共産党内の悪の元凶を法律に従って処罰することを支持

 大紀元時報が発表した社説『九評共産党』は、中国共産党の邪悪さを分析したもので、共産党の統治を受けていたウクライナの民衆にも共感されている。元キエフ市長・アレクサンダー氏(Oleksandr Mosiyuk)は、6月11日に首都キエフで行われた『九評共産党』の脱党シンポジウムで「1千万人以上のウクライナ人が死ぬまで共産党に迫害され、8千万人の中国人が死ぬまで迫害されました。共産党の罪悪は山ほど高く、私達は共産党に関係する勢力を全て取り除き、断ち切らなければなりません」と述べた。

 マリア博士は「共産党が中国とウクライナの人民に対して犯した罪悪は、似たところが多くあり、共産党を禁止し取り除くのは、ウクライナ人が復興する過程でもあります」とも述べた。

 また、彼女は脱党のシンポジウムで「中国人は共産党から脱退すれば、信仰や思想の自由を得て、自分の未来を選択することができる」と述べた。

 マリア博士は「歴史は迫害の元凶である江沢民を審判し、彼らが犯したすべての犯罪行為と、邪悪政権がしでかした全ての罪業は暴かれるだろう」と述べた。

 アレクサンダー氏は「歴史にはこの過程が必要であり、その上、全世界に司法の正義が必要です。全世界で審判を行う必要があります」と述べた。

 アレクサンダー氏はまた「私達は必ず中国の民衆が脱党することを支持しなければなりません。その上で、全共産党の伝統とやり方を拒否しなければなりません」と述べた。

 ポーランドの前大統領で、ノーベル平和賞受賞者のレフ・ワレサ氏は、シンポジウムに声明を出し「2億人の中国人が中国共産党を脱退した」ことを支持した。

 1999年、江沢民は独断により中国大陸の法輪功学習者に対する迫害を発動した。この迫害は16年及び、今なお続いている。多くの法輪功学習者が激しく殴打され死亡し、不具になった。彼らは今も監禁され、ひいては違法な臓器売買のため、生きたまま臓器を摘出され、殺害されている。迫害の現状は信じられないほどおぞましく、死に至るまで迫害された人数は、あくまで公にされ分かっているだけで、現在までに少なくとも3864人に及んでいる。しかし迫害の実態はその多くが不明であり、その背後では更に多くの人が亡くなっている。これが今の中国の現状である。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/30/311689.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/5/151409.html)
 
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