手術室の看護師 かつてのある思い出
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 【明慧日本2015年8月17日】私は中国の手術室の看護師です。2011年から法輪功の修煉を始めて、大法の素晴らしさや奇跡を自ら体験しました。中国共産党による法輪功への迫害も目撃しました。共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りの犯罪行為が暴かれた後、私が上海華山病院で研修していた時に経験したあることを思い出しました。

 2001年の秋、私は会社から派遣され、研修のために上海華山病院に行きました。当病院は中国では有名な病院です。研究の内容は有名な専門家や教授に手術器機の準備や各種器機を配備する方法でした。

 ある日の午後、手術が早く終わった時、主任医師は「肝移植」について話しました。

 主任医師「今は肝移植をするよい時期だ。問題なのは患者が非常に少ないことだ。患者が少なければ、この技術に熟達することができない。あなた達は頑張って患者を探して、肝移植を説得してほしい。肝移植の必要性のありそうな患者をたとえ一人でも簡単に見逃がさないように。中山病院は必要な数の患者を集めることができて、私たちを追い抜いたんだ。早く患者を探してくれ」

 第一助手「患者を探していないのではなく、患者を引き止められないのです。先日、ある患者は肝移植の費用が50万元(日本円1千万相当)だと聞くと、そんなお金はないと言いながら去って行きました」

 主任「50万元で肝臓を移植して、5年延命すれば、する価値があるということを伝えれば。説得の方法を考えてくれ」

 若い医師「5年間延命ができるという確率はどれくらいでしょう?」

 主任「まあ、それは国外の報道によるものだ。本当は3~6カ月しか延命できない。将来技術が進んだら、5年間延命できることは問題ないはずだ。実は、手術に失敗したとしても、金があれば再び手術ができる。半月ぐらいで適合する肝臓が入手できる。とても早いよ、たくさんの患者を集めてくれ」

 医師達は「はい」と返事をしました。

 あれから14年過ぎましたが、私はまだはっきりと覚えています。なぜならば、私は当時それらの医師を非常に尊敬し、敬服していたからです。私は考えていました。「もし肝移植技術に熟練したら、どのくらいの患者が救われるのでしょう! 50万元は高いけれど、医師達の努力によって、近い将来きっと5年以上の延命が実現できる」と私は信じていました。

 数年後、私は法輪功の修煉に入り、多くの学習者が生体臓器狩りをされていることを知りました。さらに、明慧ネットで「アメリカでも適合する肝臓を入手するのに2年以上待つ必要がある」という文章を読んだとき、私はやっと夢から覚めたかのように、当時の手術室での主任の医師の話を理解することができました。中国の病院では、医師が心配しているのは肝臓が入手できないのではなく、肝臓を移植しようとする患者がいないことです。手術に失敗したとしても、2回目の手術用の肝臓を半月以内に入手できます。それほど多くの肝臓を一体どこから入手するのでしょうか? これは考えれば考えるほど身の毛もよだつ恐ろしいことです。あの医師達は、あの手術用のメスは、実は殺人用のメスだったのです!

 本日このすべてを記録し、できれば当時の人々にこれを読んでほしいと思います。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/8/313785.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/8/14/152066.html)
 
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