山东省の崔麗麗さんは夫の面会時に不法連行された後行方不明
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 【明慧日本2015年10月27日】9月17日、山東省莱州市夏邱鎮大初家村の法輪功学習者、崔麗麗さんは同市内の拘留場に、不法拘禁されている夫の初振新さんの面会に行った際、610弁公室の保安に連行され、8日間にもわたる洗脳迫害を受けさせられた後に、行方不明になった。

 10月8日、同僚と話していた崔麗麗さんの息子は、母親の友人と名乗る女性に呼び出され、翌日の9日午前中に母親の保釈金を払う為に、拘留場まで来るようにと命じられた。

 息子は二人のおじと80過ぎの祖父(崔麗麗さんの父親)を連れて、早々に9日の朝8時前に拘留場に着いて、首を長くして崔麗麗さんを待っていた。しかし、8時半過ぎに崔麗麗さんを別の場所に移動したと保安に告知された。それを聞いた家族が慌てて消息を求めて公安局まで駆けつけたが、面会どころか待っていたのは、崔麗麗さんが既に煙台市に送還されたとの新たな事実だった。

 それを聞いた高齢の祖父が地面に座り込み、娘と会えるまで家に帰らないと言い始めた。それから現場まで駆けつけてきた崔麗麗さんの病弱の母親は、初めて娘夫婦が連行された事実を知って泣き崩れた。(崔麗麗さんの高齢の両親を気遣い、家族は今まで事実を隠していた)

 昼まで待たされた家族が、現れてきた国家保安隊隊長・毛旭波と3人の警官に、崔麗麗さんが煙台市の看守所に送還された理由について、問い詰めたところ、「家宅捜査でたくさんの証拠が見つかったから」と言い渡された。

 9月15日、夫の初振新さんは不法連行される際、家宅捜査を口実に液晶テレビ、ディスクトップパソコン、ノートパソコン、プリンター2台、印刷用紙8箱及びその他の消耗品と現金5000元などの個人財産を奪われてしまった。

 現在、莱州市刑務所で不法収監されている4人の法輪功学習者は、夫の初振新さん、孫守煜さん 張立忠さん、張志傑さんである。その内の2人、孫守煜さんと張立忠さんに対して、不法逮捕状が出されている。4人の法輪功学習者の家族が告訴しようと依頼した弁護士は、中国の著名弁護士だった路雲龍弁護士、許付桂弁護士、孫典軍弁護士、蘭志学弁護士である

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/11/317390.html)
 
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