武漢市:法輪功学習者、不当に連行される
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 【明慧日本2015年10月29日】武漢市の法輪功学習者・馮暁園さんは先月11日午後、娘を連れて神韻芸術団公演のDVDを配った時、中国共産党による法輪功を誹謗中傷した宣伝を信じている人に通報され、江岸区西馬派出所の関係者に不当に連行された。翌日の早朝4時か5時頃、馮さんは市の第一留置場に送り込まれた。

 家族は派出所を訪ね、馮さんの解放を要求した。派出所は臨時にいわゆる行政拘禁書を作った。馮さんに「宗教や気功の名目を利用し、社会の治安を乱し、他人の健康を損傷した。『中華人民共和国治安管理処罰法』の第27条に基づき、行政拘禁15日を処する」という罪をねつ造した。

 26日、家族は再び馮さんの解放を要求したが、警官に「私の管轄範囲外だ。上司に要求しろ」と言われた。家族はようやく担当者と電話を繋ぐ事が出来たが会ってくれなかった。電話で「われわれには解放の権限がない。15日後解放されなければ、そのとき留置場を起訴すればいい」と言いすぐに電話を切った。

 27日、家族は留置場を訪ね解放を求めたが、馮さんはすでに移送されたと言われた。しかしどこに移送されたかは教えてもらえなかった。家族は担当者の話を思い出し、馮さんが解放されないと留置場を告訴すると受付の警官に告げたら、案件の受理部門に移送されたと言われた。家族の繰り返しの確認で最後に硚口区公安局の国保大隊に連れて行かれたことが明らかになった。

 しかし家族が同公安局に向かって行く途中、着信不明の電話で、馮さんは区の法制センターに移送されているので衣服を送るようにと言われた。家族はすぐに向かったが、ゲートが閉まっていて誰も電話に出なかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/7/317182.html)
 
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