北京市:プロのクラリネット奏者、不当に連行
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 【明慧日本2015年10月29日】北京市海澱区文化館の従業員・繆偉さん(男性)は8月28日に区の洗脳班に不当に連行された。9月22日に区の留置場に拘禁された。

 8月28日、繆さんは文化館の館長と一緒に区の文化委員会が主催する会議に参加するため会議室に着いた。しかし、繆さんが着いたら、ある私服警官に呼ばれ、数人の警官が来てパートカーに連行された。繆さんは区の法制教育訓練基地という洗脳班に送り込まれた。

 洗脳班において、警備3人が交代で繆さんを監視し、繆さんに法輪功をやめるように、受刑者2人が午前、午後、夜の3つの時間帯に洗脳ビデオを見せ、邪論で繆さんを説き伏せようとした。

 繆さんが転向しないため、9月3日から毎晩、夜中2時、3時になるまで睡眠を禁じ、朝は5時、6時に起こされた。さらに19日からは48時間、睡眠を禁止した。

 48時間後、職場の書記および区政府の文化委員会の書記・劉建明が、繆さんに進路は何かと聞くと、繆さんは「唯一の進路は、法輪功を学び続けることです」と答えた。

 9月21日午前、繆さんは万壽寺派出所に移送された。午後1時過ぎ、当派出所の警官は繆さんの自宅のパソコン2台、プリンター2台、法輪功の関連書籍40冊、DVD800枚、神韻のDVD10枚等を押収した。

 繆さんは翌日に区の留置場に連行された。

 繆さんは軍隊楽団のクラリネットのプロ演奏者である。1996年から法輪功を学び始めた。しかし、1999年の7.20以来、さまざまな形で迫害を受けた。

 2000年、繆さんは中央軍事委員会の洗脳班に連行された。1人の法輪功学習者に対して3人の専門家が洗脳を担当した。繆さんは法輪功を学び続けるという理由で、北京市海澱区の文化館に転勤させられた。

 前途洋々の繆さんの突然の移動に、家族は理解できず、妻は「法輪功を学び続けるなら、離婚するしかない」と離婚を要求した。それで、繆さんはすべての財産を妻にあげて、離婚をした。

 繆さんは現在の職場において、多くのお金を儲けるチャンスを他人に与え、法輪功の教えを実践し、誰もが行きたがらない仕事を担当し、上司から見れば業務に詳しい、頼もしい人材だという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/15/317581.html)
 
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