【明慧日本2015年10月29日】吉林省農安県の法輪功学習者・王啓波さんは法輪功を学んでいるという理由で数回にわたって、不当に連行・嫌がらせ・洗脳、1年の労働教養処分、懲役7年の不当判決などの迫害を受けた。2007年、王さんは刑務所の中で死亡した。妻の孫士英さんは6月28日に江沢民を告訴した。今月11日に尾行されて不当に拘禁されているという。
迫害で死亡した王啓波さんの生前の写真 |
今月11日、孫士英さん、薛洪香さんと息子の李振奪さんは、楊樹林郷派出所に不当に連行された。その期間、所長は薛さん家族に資料はすべて孫さんからもらったと言わせて、孫さんに迫害を加えようとしたが拒否された。警官は5000元(およそ10万円)をゆすり取ってから李さんを解放した。午後3時ごろ、孫さんと薛さんは農安県留置場に移送された。
14日午前、県の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)および郷派出所は薛さんの自宅に侵入し、パソコン、プリンターなどの私物を押収し、罪をねつ造しようとした。
孫さんは以前、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気を患っていたが、1997年4月から法輪功を学び始めて病気が完治した。王さんは雨や雲の天気の皮膚アレルギーおよび胃炎も完治した。「真・善・忍」に従う2人は周りから高い評価を得ている。
しかし、法輪功への迫害が始まって以来、王さん夫婦は公職から追放され、給与が止められて収入がなくなった。いわゆる「敏感日」になると、郷の共産党委員会、派出所、職場の関係者から嫌がらせを受け、監視、家財押収、脅迫などをされた。さらに高校生の娘はやむを得ず学校を中退した。息子が大学に入った年、夫婦が刑務所に拘禁されていたため学費が苦しかった。さまざまな嫌がらせや迫害を受け、一家は低価格で部屋を売り、放浪生活を余儀なくされたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)