迫害反対の志を胸に 風雨の中頑張り抜く法輪功学習者
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 【明慧日本2015年10月31日】10月18日、ニュージーランドの法輪功学習者はいつも通り、ニュージーランドの中国領事館の前に来て、中国共産党が行っている法輪功への16年間の残酷な弾圧にたいして静かに抗議した。

图:奥克兰法轮功学员于先生多年来坚持在中领馆前抗议中共迫害

中国領事館の前で、「真・善・忍」を掲げて、発正念し、迫害に抗議しているオークランドの法輪功学習者于さん

 于さんは2002年、ニュージーランドへ来てから13年間、ほぼ毎週の週末に中国領事館前で静かに抗議しています。彼は「私の故郷に諺(ことわざ)があります。もし人が何かやろうと思うなら、いくら難しくても最後までやり続けます。私が領事館の前で迫害に対して反対の意思を表示するのも同じことです」と話した。簡単な言葉だが、13年間行動して自分への約束を守っている。

 于さんは1997年から修煉を始めた。于さんは修煉する前はスポーツマンだった。厳しいトレーニングのため、体中を痛めつけてきた。そして体育界の腐敗により、スポーツマンの職業への信念を失っていた。スポーツマンをやめ体育の教師を務めた。体の傷のため関節痛や筋肉痛などが于さんを苦しめた。いろいろ治療方法を探したが効果がなかった。1997年に法輪功を修練してから、体が浄化され、本当の無病状態になった。

 修煉体験について于さんは「『轉法輪』に書いてある『物質と精神は同一のものです』を読むと、この言葉は巨大なエネルギーのように、私の魂に届いて全身の細胞を振るわせます。私は法輪大法の真・善・忍の原則に同化することで、精神の昇華をもたらしていることを強く感じました。これは他の全ての学説や鍛錬方法では及ばないでしょう」と話した。修煉にともなって、于さんは多くの執着心や良くない習慣をやめた。例えば喫煙とか癇癪(かんしゃく)などなど。

 于さんは生活や仕事の中でも、法輪功の真実や迫害事実を周りの人に伝えている。「最近仕事中に長春から来た親子と出会いました。彼らに真相を伝えたらすぐ三退しました。そして別れる時、その子供は両手を胸の前で合わせ、合掌してありがとうと言ってくれた」と嬉しそうに話した。

 中国領事館前で抗議するとき、一番大変なのは天候である。「ニュージーランドの冬は、集中豪雨や強風が多いのです。領事館の前で横断幕を持つ時、寒くて手が動かなくなります。風に吹かれて、針に刺されたように痛く感じます。しかし煉功すると手がすぐに暖かくなります」と于さんは話した。

 最後に于さんは「どんなに辛くても、私達は頑張り通していきます。中国領事館前だけでなく、生活や仕事のきっかけで、あらゆる人に法輪功の真相を伝えます。法輪功学習者は真・善・忍に基いて、より良い人になっています。こんないい人たちを中国共産党は迫害し、そのうえ生体臓器狩りをし、裏で臓器売買までして金儲けをしています。天はこれを許しません。中国で迫害を受けている同修と比べて、私達の苦しみはたいしたことではありません」と切々と語った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/10/25/318067.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/10/26/153391.html)
 
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