文/オーストラリアの子供弟子
【明慧日本2015年11月6日】私は今年10歳です。小さい時から大法を修煉していて、体がとても健康です。中国で幼稚園に通っていた時、一緒に送迎バスに乗るほかの友達はよく病気にかかるので、時々私一人でバスに乗っていました。婆ちゃんと母さんはこのことを通して、友達たちの両親と先生に法を実証しました。始め彼らは信じませんでしたが、時間が経つにつれ、本当に病気にかからない私を見て、彼らが信じるようになり、大法の素晴らしさに讃嘆しました。
私は小さい時から、師父の説法を聞いたり、『洪吟』を暗記したりして、6歳になってから、『轉法輪』を読み始めました。母さんは毎日30分間読ませてくれて、知らない字があれば、ノートに書いて、後で復習させてくれます。そのおかげで、私は字をたくさん覚えました。しかし、私に『轉法輪』を読ませてから数か月後、母さんはすぐに連行され、『轉法輪』を読むのも途絶えました。その後、婆ちゃんと父さんは一緒に法を、勉強してくれるようになりました。父さんはまた私に『洪吟』、『洪吟二』、『洪吟三』を暗記させてくれました。
母さんが家に戻ってきて、オーストラリアに来る前の半年間、父さん、母さんと私は一緒に法を勉強する時、あるルールを決めました。読む人が読み間違えれば、次の人が続けて読み間違ったところから、読むことにし、誰が一番多く読めるかを比べてみました。私は一番多く読みたいと思って、毎日真剣に法を読みました。その半年間、私は毎朝学校へ行く前に、30分煉功して、夜寝る前に1時間法を勉強していました。
母さんとオーストラリアに来てから、暫くの間、私はゲームに夢中になりました。母さんは師父の法を読んでくれました。
「弟子:子供弟子がゲームで遊んでいる問題です。
師父:このゲームはあまりにも危害が大きく、大法弟子の子供だけが対象にされているのではありません。人にとって大きな誘惑であり、常人にも非常に消極的な作用をもたらしています。そのせいで、人々は真面目に働かず、睡眠も休憩もちゃんと取れません。人間の情が薄れていき、家庭を顧みず、学生はそれで勉強をおろそかにし、はまってしまい、どっぷりのめりこみ、同様に人類をダメにしているのです。ゲームメーカーは普及させるために、絶えず新しい機種を開発し、力を入れて行い、宣伝しています。人類はこれほど巨大な罪業を作り、どのようにすればいいのでしょうか? これは人類を堕落させているのです。」[1]
私は一人でこの法を読んだ時、遊んではいけないと分かっていましたが、自分を抑制する強い意志がなく、ゲームソフトをアンインストールする決意がありませんでした。母さんの催促で、私はやっとそれをアンインストールして、遊ばないことにしました。しかし、数日も経ないうち、また遊びたくなり、その欲望を抑えきれず、再びインストールして、こっそりと遊びました。
ある日、朝起きると、まぶたが虫に刺されて、痒くてたまりませんでした。掻くと、目が腫れて開かなくなりました。ほかに手と腕も刺されてしまい、10数か所もありました。痒くて掻かずにいられません。結局、腫れがもっと大きくなり、刺されたところは赤く固くなりました。夜寝る時、母さんは「またゲーム遊びをしたね」、「ゲーム遊びをさせないのは、子供弟子の精進を妨害し、師父と一緒に天国へ戻れないように妨げているからです。絶対にゲーム遊びを辞めなさい」後悔している私を見て、「本当に辞めたければ、師父に『私はもうこれから、ゲーム遊びをしません。もし虫に刺されたのが、ゲーム遊びのせいでしたら、辞めます。目が治るよう、どうか助けてください』とお願いしてみなさい」と母さんは教えてくれました。
しかし、私は二度と遊べなくなると思うと、心が辛くて暫く寝むれませんでした。翌朝、まぶたが治りました!やっぱりゲームのせいだったと分かりました。師父が助けてくださって、虫の毒を取り除いてくださったのです。この体験から、私はゲームは憑き物のようなものだと感じました。それも命のあるもので、人がそれに夢中になれば、人を制御するようになり、取り除くには、言い換えると、それを死なせるのも簡単ではありません。人の考えを妨害できるので、アンインストールさせないよう、阻止するのです。だからこそ、私はそれを取り除くには、悲しく辛く感じたのです。それも生きるために、最後の戦いをしていたわけです。私が素早くゲームをアンインストールすると、刺された腫れも全部消えました。
しかし、ゲームの中の人物を描くのを辞めませんでした。それで私はまた虫に刺されました。ゲームへの未練を徹底的に取り除かなければならないと悟り、それからは、ゲームで遊んだり、中の人物を描いたりしませんでした。虫に刺されることもなくなりました。ゲームに執着する心を取り除いてくださった師父に感謝します!
オーストラリアに来てから、私の学法と煉功状態は中国にいた時より緩んでしまいました。何となく遊びたくなるからです。師父の話を聞いて、精進しなければならないと分かっていても、我慢できず、外へ行ってしまいます。私を見て、母さんは焦りました。大声で私を叱りました。私も後悔しますが、母さんに叱られると、どうしても負けられず、同じく大声で言い返しました。母さんは暫く黙って、冷静になってから、私に謝ってくれました。「あなたのためでも、命令してはいけなかったわね。これから母さんも大声で叱らないように気を付けます。できるだけ善の心で対処します」と詫びてくれました。
学法を確保できるよう母さんと相談して、時間を決めました。毎日放課後、すぐに家に帰って『轉法輪』を1ページ写します。10歳の誕生日になってから、英語の『轉法輪』も写すようになりました。
夜寝る前、母さんと一緒に修煉の物語を読みます。ある子ども同修のストーリがとても好きです。特に彼女が書いた『いい習慣の果物園』を読んで、自分もいい習慣を身に付けようと思いました。「いい習慣を堅持し続けると、その木がだんだん大きくなり、天に届くぐらいになります。更に堅持し続けると、木がだんだん黄金色になり、木の主根に大きな真珠ができました。いい習慣が実った善果です」と書いてありました。私も、衆生を救い済度する、自立する、大声を出さない、これらのいい習慣を身につけたいと思います。
注:
[1]李洪志師父の経文:『二〇一四年サンフランシスコ法会での説法』