5日で洗脳班を出る
■ 印刷版
 

文/吉林省の大法弟子

私は1998年に修煉を始めた法輪功修煉者です。十数年来、師父が法を正される事を手伝う過程の中で苦難もしばしばありましたが、今まで落ちこぼれた事はなく、上手く乗り越えられなかった関があっても、へこたれることはありませんでした。

 1998年の大晦日の夜に、法輪功の資料を配っているとき、吹雪の中で迷子になりました、手に持っていた懐中電灯の光で、人に見つかってしまいました。その人が私の方へ向かって来ることに気付き、すぐ、懐中電灯を消して素早く小冊子を配り終え、その村を出ようと思ったところ、私の方へ向かって来た人は私の足跡を辿って近づいてきました、私たちの間の距離は僅か30メートルでした。恐れる心はありませんでしたが、正念を発して、師父にご加護をお願いしました。すると、その人は私の行動の目的に気付いて、私を追うことをやめ、振り返って去って行きました。しかし、私が丘の上に登った時、前方からパトカー2台が私の方へ向かって来るのが見え、東の方から、懐中電灯を持って私の行く手を阻もうと待ち伏せていました。私は丘から、近道を選び、走って家に戻る事が出来ました。師父のご加護の下で、どんな危難も乗り越えることが出来ました。法輪功の資料を配るため、当日往復で70キロの距離を歩きましたが、常人からみれば、70代の老人には不可能な事だと、理解できないかもしれませんが、私にとって何ともありませんでした。このすべては師父が与えて下さいました。

 大法を修煉する私たち家族3人は北京へ陳情に行きましたので、警察から重要対象として監視されています。最近、また不法な家宅捜査を受け、録画されたり、師父の写真を奪われたりしました。当時、私は留守でいませんでしたが、そのことを知り、8日間、身を隠しましたが、すぐに自分が間違っている事に気付きました。師父は恐れる心について、「生死を放下できればあなたは神になり、生死を放下できなければあなたはやはり人間です。つまりこの違いです」[1]と説かれました。私は家で夫の面倒を見て、畑仕事もしなければなりません。しかし、家に戻って間もなく、私は洗脳班に送り込まれ迫害を受けました。

 洗脳班の中で、法を実証する道を堅実に正しく歩み、大法弟子の素晴らしさを体現して、決して邪悪に左右されないようにしっかり行いたいと心の中で師父に約束をしました。洗脳班で、邪悟者が邪に悟ったものを私に注ぎ込もうとしました。脅したりすかしたりして、硬軟両様の戦術をとり、仏教の言葉を持ち出して、大法を歪曲し、修煉をやめる保証書を書かないと深刻な結果を招くと脅しました。「私は修煉してすでに十数年も経ちましたので、法輪功への信仰を改めることはありません。私は師父に従い、あなたたちに影響されたりしません」と彼らに宣告しました。私は洗脳班で床掃除をしたり、食器を片づけたり、自分が大法弟子である事を意識して行動しました。 

 地元の「610弁公室」の責任者が視察に来た時、まず私の部屋に来て、私の年齢、健康について、注射を打たず、薬も飲まないことを興味深く聞きましたので、十数年も修煉して、注射1本も受けたことがなく、1粒の薬も飲んだことがないと話しました。すると、「あなたは正しく真面目な農民だ」と言いました。

 たった5日で師父のご加護の下で、私は無事に家に戻ることが出来ました。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『米国法会での説法』「ニューヨーク法会での説法」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/20/319333.html )
 
関連文章