危機を回避 この事件は私の無神論の観念を徹底的に覆した
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文/中国陝西省の大法弟子 馨春

 【明慧日本2015年6月4日】私の母は胆石症その他多くの病気を患っていましたが、法輪功を修煉してから血色が良くなり、体も健康になり、家事をこなし、苦労を厭わなくなりました。2年しか学校で学ばなかった母が標準語で大法を読み、法を書き写すこともできます。それを目にして、家族は皆大法を認め、母の修煉を支持するようになりました。

 1999年7.20以後、中国共産党のメディアは法輪功に対し様々なデマを流し、濡れ衣を着せ、我が家にも平穏な日々がなくなってしまいました。母が留置場に拘束され、その後、「学習班」(洗脳により迫害)に強引に収容されたこともあり、家族は母の修煉に対し支持から反対に転じました。母がまた連行されるのではないかと、私達は警官が来るのを大変恐れました。

 小さい頃から、現代の実証科学の教育を受けてきた私はなおさらのこと、母の修煉を妨害しました。しかし、その後のある出来事によって、私の無神論の観念は完全に覆され、私の法輪大法への態度も完全に変えられました。

 2004年の旧正月の直前、妊娠2カ月の私はある親戚を訪問しようと出かけました。途中、修理中の橋を渡る時、そこには大量の土が積まれていて、私は自転車から降りて、自転車を押しながら橋を渡ることにしました。橋は短いのですが、しかし、急勾配でした。私が急斜面を登ろうとしたその時、男性がオートバイに2人の女性を乗せたまま、斜面の上方から猛スピードで私に向かって降りて来ました。

 その時、私は緊張した3人の表情をはっきりと見てとれました。しかし、私は少しも恐怖を感じませんでした。オートバイが瞬く間に迫った時、私は本能的に自分のお腹を見下ろしました。意外にも、茶碗ぐらいの大きさで、指2本ほどの太さの銀色の輪がお腹の上にあり、それが車をしっかりと遮ったのを見ました。その後、オートバイは私のお腹をかすめて、急に右へ旋回して止まりました。

 私が頭をもたげると、右上空に大きな仏像が座禅しているのが見えました。私はぱちぱちとまばたきをして、はっきり見ようとした時、もう何もかも消えてしまっていました。前後3秒ほどのことでした。私が我に返った時、オートバイの3人も呆然として一言も発せない様子でしたが、その後、慌てて去って行きました。

 その時、橋の近くにある林業局の保安員が叫んでいるのが聞こえました。「本当に不思議だ! どう見ても恐ろしい交通事故になるのに、事故にならずに済むなんて、本当に不思議だ!」。やっと事の重大性に気が付いた私は、去って行くオートバイに向かって一言罵りました。

 帰宅後、私は先ほどの出来事を母に伝えました。母は「法輪がオートバイをしっかりと遮り、師父の法身が災難を消滅し、大法の師父があなたを護って下さったのです」と言いました。また、「1人が修煉すれば、その家族全員が恩恵を受けます」とも言いました。

 この事件を身をもって体験してから、私は母がなぜ修煉を堅持するかを真に理解し、そして、師父と大法を絶対に誹謗中傷してはならないという母の警告も分かりました。残酷な迫害を目の前にして、法輪功修煉者達は命をかけて大法を護ろうとする、その真意も理解できました。本当に頭上三尺に神ありです!

 10年が過ぎ去り、私の可愛い娘も9歳になりました。しかし、あの恐ろしい事件の一幕は今でも、時々、生々しく私の目の前に浮かんできます。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/5/29/310015.html)
 
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