石家庄市の法輪功学習者は 再び不法判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2015年11月26日】石家庄市の法輪功学習者、呉進虎さんは裕華区裁判所で、3年間の不法判決を言い渡された。2000年に5年間の不法判決を言い渡されて以来、2度目の冤罪による服役に、直面した。

 2014年12月29日、石家庄市公安局と裕華区公安分局の合計20数名の警官は、呉進虎さんの住居に乱入し、現金、携帯電話、パソコン、プリンター、書籍などの個人財産を奪略した。その現場で家宅捜査と録画を指示したのは、石家庄市公安局の李新楽副局長だった。家宅捜査の後に呉進虎さんは連行され、裕華区公安分局の地下室に不法拘禁された。12月30日と31日の2回にわたって、警官は高齢の呉進虎さんを送還しようとしたが、血圧が190まで上り余りにも高かった為、留置場は収監を断った。結果的に、中国共産党政府からの圧力に耐え切れず、2015年1月1日に呉進虎さんを石家庄市第一留置場に収監した(101監禁室)。

 2015年5月6日に石家庄市裕華区裁判所で、法輪功学習者の呉進虎さんの不法裁判が行われた。その際、弁護士は法輪功の合法性と呉進虎さんの無罪を主張し、訴訟を取りやめるようと要請した。一方、呉進虎さんは石家庄市第一留置場に収監されている間に、健康が深刻な状態に陥り(入所当時の血圧は190で、その後も一向に下がらず一時的には230まで上がっていた)、公安、検察、裁判は責任逃れをし、どの部門も呉進虎さんの保釈許可を出さなかった。

 責任者については次の通り、公安機関は裕華区公安局刑事警察中隊の朱朝宗、検察機関は裕華区検察院の賈暁蕾、裁判機関は裕華区裁判所の宋亮である。

 次の記述は、呉進虎さんの法輪功修煉状況及び受けた迫害事実

 今年66歳の呉進虎さんは、石家庄市電力機務会社の元社員だった。以前は外食すると必ずお腹を壊し、真夏でもお湯しか飲めないほど深刻な胃腸病を患っていた。1996年に法輪功を修煉し始めて以来、そういった病状は全て消えた。良くなったのは健康状態だけではなく、気持ちまでも晴れ晴れとした。2013年に脳卒中の症状が出ても、呉進虎さんは受診もしなければ薬も飲まなかった。自らの修煉を貫き、10数日間煉功を続けていたところ、自然に治癒した。再び法輪功の奇跡を同僚たちにみせた。

 2000年の大晦日、呉進虎さんは河北劇場広場で煉功しているという理由だけで、家宅捜査を行われ、最後に警官に不法連行された。

 2000年2月25日から1カ月間も不法拘禁されていた呉進虎さんは、3月25日に強制送還され、同年6月14日に、石家庄市裕華区裁判所で、5年間の不法判決を言い渡された。その後、ずっと唐山冀東刑務所に収監された。

 呉進虎さんは法輪功の修煉をやめないという理由だけで、石家庄市電力機務会社から一方的に解雇された。出所後56歳の呉進虎さんは収入源を失い、アルバイトをしながら生計をたてた。同じ法輪功修煉者である妻の王淑華さんは、ショックを受けて健康状態が悪化し、2005年11月に心が晴れないままこの世を去った。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/3/318550.html)
 
関連文章