遼寧省 姉迫害死し、娘拷問され、江沢民を告訴
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 【明慧日本2015年11月29日】遼寧省清原県の張翠芝さんと家族は、法輪功を修煉していたことを理由に長い間、尾行され監視された。娘の周小娜さんは拷問され、夫の3番目の姉の周玉玲さんは迫害されて亡くなった。張さんは6月29日、最高検察院、最高裁判所に、法輪功に対する迫害を開始した張本人の江沢民を告訴し、犯した大罪を追及し、法の下で裁くよう要求した。最高検察院と最高裁判所は張さんが郵送した「刑事告訴状」に署名の上、受理した。

 以下は張さんの親族が受けた主な迫害の事実である。

娘の周小娜さんが拷問される

 2002年8月30日、娘の周小娜さんと夫の3番目の姉の周玉玲さんは、紅透山派出所の警官の梁大明と数名の私服警官に連行された。周小娜さんは警官から拷問され、法輪大法を批判し、法輪功の修煉をやめるよう強いられた。警官たちの要求に協力しないので、娘の顔をこぶしで猛打し、身体を蹴り、スタンガンで頭部と顔を電撃した。警官たちは殴りながら電撃して、口では繰り返して「まだ煉るのか、煉るなら電撃して死なせてやる」と言い続けた。その拷問は1時間以上に及んだという。

周玉玲さんが迫害されて死亡

 当日の正午に、周小娜さんと周玉玲さんは、清原県・大沙溝留置場に移送された。当時の所長は尹長江である。

 周小娜さんは清原県・大沙溝留置場で迫害に反対して、27日間断食した。

周玉玲さん

 周玉玲さんは9月1日から迫害に反対して断食をはじめた。4日後、留置場は周玉玲さんに対して野蛮にも強制的に食物を注入し、また拷問を始めた。毎晩、周玉玲さんの苦痛のうめき声が聞こえたという。2002年9月20日、留置場から家族に周玉玲さんが死亡したと連絡があった。

 周玉玲さんの遺体は、骨と皮になり、やせこけて、身体には青痣(あざ)があった。両目は見開いていて、口を大きく開けて、こぶしを強く握り、両足を強く伸ばして踏んばった姿勢だった。死亡証明書はなかった。

 清原県公安省は警官を出動させ、家族が控訴することや、検死することや、写真を撮ることも禁止した。後になって、家族が死亡証明書を見せるよう強引に要求したところ、清原県公安局は病院に圧力をかけ、偽の証明書を作らせた。

 事後、ある受刑者が留置場の所長・尹長江に「周玉玲さんは何の病気だったのか」と聞くと、答えは「まったく病気がなかった」と言った。

江沢民を厳罰に処することを要求する

以下は、その要求である。

  • 法輪大法の創始者・李洪志師父の名誉を回復し、李洪志師父の潔白と法輪大法の潔白を晴らす。
  • 国際法規定に基づいて、被告人・江沢民の犯した不正に、宗教信仰の自由と人身の自由を拘束した罪、連行の罪、拘禁罪、誹謗罪、不正に国民の住宅に侵入した罪、家財をゆすりとる罪、不正捜査の罪、侮辱罪、誣告罪、故意傷害罪、故意殺人罪、拷問罪、不正に暴力で証拠を集める罪、虐待の罪、職権濫用罪、公民の財産を没収する罪などの刑事責任を追及する。
  • 冤罪事件を背うことによりもたらされた、すべての経済的損失、名誉、精神、肉体上の損失、損傷を弁償すること。

 江沢民の刑事責任を追及し、法に照らして制裁するよう、司法機関に要請する。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/14/314075.html)
 
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