警察官「今までの修煉を無駄にしたな」
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文/大陸の大法弟子

 【明慧日本2015年12月15日】大法弟子による江沢民告訴について、当地域の警察官の対応は、掛け声ばかりで行動は全くありませんでした。表向きは怖い顔をして「拘禁も判決も、やるべきことは必ずやるぞ」と宣言していました。実際は、大法弟子の前では顔すらあげられません。その背後に棲みついている「ばい菌」や「虫けら」たちに何ができるというのでしょうか。

 ある同修は公安局では「名の通った人物」でした。国保警察隊隊長が直々にパトカーを運転し、8人もの警察官を連れて会いにきました。その同修に会うなり「保障書」のような書類に署名させようとしましたが、同修は署名しませんでした。隊長と警察官はその同修を連行しようとしました。同修は「何の署名ですか。私は署名などしません」と言いました。国保警察隊隊長は「我々は法律に基づいて案件を処理しています。署名しなければ、君を逮捕します」と答えました。しかし、その同修は負けずに「どこが法律に基づいているというのですか。当時、私の家財を差し押さえた時、署名を求められましたが、それをしなかったのに結局は没収したではありませんか。判決を下すときも署名させられましが、それをしなかったのに、結局不当な刑罰を受けました。釈放するときも署名させられましたが、もちろん署名などしませんでしたが、結局は私を釈放しました。こうして普通の生活を送っています。今まであなたたちが求めてきた一連の署名に一体何の意味があるというのですか。誰が法を破っているのか、一目瞭然です」と答えました。その同修の正念がとても強かったので、警察側はそれ以上何も言い返せず、態度を変えて去っていきました。

 別の同修も同じようなことに遭いました。警察官が江沢民告訴の告発状をもって彼女の家に行き、邪悪な態度で彼女に「保障書」に署名させようとしました。当時、その同修に恐怖心があり、正念も足りていなかったので、うやむやの状態で書類に署名してしまいました。そして帰り際に、その警察官は同修を指さして「君は今までの修煉を無駄にしたな」と言ったのです。このことを聞いた同修はすぐに悟り、瞬時に泣き出し「これは師父からの言葉なのです。肝心な時にどうして一歩前に進めなかったのでしょうか」と後悔しました。

 今では、警察官を操っているのは「虫けら」や「細菌」のようなものでしかありません。では、私たちは虫が怖いでしょうか。細菌を恐れているでしょうか。そのようなことは絶対にないはずです。表面上、大法弟子をたちを迫害しているのは警察官ですが、その背後に潜んでいる要素が弱くなったとき、その人間は何もできなくなるのです。本当の意味で迫害を受けているのは警察官であり、彼らこそが最もかわいそうなのです。

 当地域に住んでいる同修の親戚が公安局局長でした。江沢民告訴の活動が始まってから、彼はすでに「法輪功に関しては、やり過ぎずに適当に済ませればいい」と部下に伝えていました。今回の巡察では誰も逮捕されず、それどころか、ほとんど同修を探しもせず、電話で様子を聞くだけでした。これは警察官が変わったのではなく、別空間の邪悪な要素が消えたのです。法を正す過程がここまで来た以上、私たちは自分自身の心性をしっかり守り、後悔を残さないだけでなく、警察官にも犯罪を起こさせないようにしなければなりません。

 もう一人の同修の身にも同じようなことが起こりました。大勢の警察官が彼女の家に押し入り、江沢民告訴について聞き込みをしたところ、彼女の家で千以上の卓上カレンダーの骨組み(カレンダーの骨組みと紙は、組み立て式であるため、別々になっています)を発見しました。ある警察官はそれらの骨組みを指さして「年末が来たな。この人たちはまたこういうものを作り始めている」と言い、同修を警察署に連れて行きました。しかし、その同修は少しも怯えずに警察官たちに真相を伝えました。そして、警察官は形式通りにいくつかの質問をしただけで、同修を家に帰したのです。カレンダーについては一言も口にしませんでした。もし、これが何年か前のことであれば、千以上ものカレンダーの骨組みだけで「大事件」になったでしょう。

 警察官が同修の家に押し入ったときも、同修が警察署に呼びだされたときも、発正念をして真相を伝え続け、正々堂々としていれば何も起こらないはずです。ある警察官が「法律に基づいて捜査すれば何の問題も起こらない。しかし、法律を破るといずれ厄介なことになる。公安部門まで裁判所と検察院に手を出したことは、中国警察にとって最大のスキャンダルであり、この上にない恥辱だ」と言いました。

 警察官も自分自身が法律を破っているのかどうか、はっきり分かっています。巡察中、表向きは大騒ぎしていますが、陰では皆自分自身に逃げ道を残しています。これが現在の当地域の状況です。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/3/319973.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/12/8/154002.html)
 
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