遼寧省 69歳の法輪功学習者が不当裁判に
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 【明慧日本2015年12月15日】遼寧省・阜新市・海州区裁判所は8日、法輪功学習者・王傑さん(69)に対して不正裁判を行った。

 王さんは今年7月9日に、自宅で西鉄派出所の警官に不当に連行され、現金4万元あまり(およそ80万円)などの私物も押収された。家族は派出所を訪ね、王さんを逮捕した理由を聞いたら、「元国家首席を告訴した」と返答した。しかし、翌日、関係者はまた逮捕した理由を変え、証拠をねつ造した。

 区検察庁および裁判所は8日、王さんに対して開廷した。当日、起訴者側が出したいわゆる証拠は矛盾で不備な点が多く出た。また、江沢民告訴の件について触れるのを恐れた。一方、王さんは穏やかに「私は確かに江沢民を告訴しました。なぜかというと、江沢民は我々に迫害を加えたからです。告訴することは憲法が国民に与えた権利です」と言った。裁判官は反論できず頭を下げた。王さんの弁護士は裁判所側の人証と物証を提出するように要求したが、裁判官は案件が特別であることを口実に、休廷を宣告した。

 多くの傍聴者は退場した時、警官に「この裁判は、あなたたちが法律を犯しているのではないか」と非難した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/10/320289.html)
 
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