湖北省教師 洗脳班で2ヶ月間も不当拘禁
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 【明慧2015年12月18日】武穴市・師範小学校教師で、法輪功学習者の呉清さんは、9月17日に江沢民を告訴したことを理由に、国保(国家安全保衛)大隊に不当に連行され、8日間にわたる不当な拘禁の後、9月25日、湖北省の洗脳班に送還され、現在に至る63日間、不当な拘禁が未だに続いている。

 11月27日深夜2時過ぎ、呉清さんの娘が国家保安大隊副隊長王松一(王松意)から、呉清さんの冬物を宿舎玄関まで届けるようにと電話を受けた際、向こうから呉清さんの声が聞こえたので、お母さんはそばにいるのか? と尋ねた。王松一は最初否定していたが、あまりにも娘に問い詰められたので受話器を呉清さんに渡した。呉清さんは今、黄岡市拘留所に送還され、拘禁の理由は、方々へ法輪功への迫害の電話を掛けたからだと言った。呉清さんを連行したことを明慧ネットに投稿したら、刑務所に入れると、娘は王松一から脅迫を受けた。

 11月10日、王松一は押収品を返すという口実で、国家保安事務所まで来させた呉清さんの娘に、いろいろと無関係な質問をした。これは押収品を返す必要なことだと娘を騙し、書類に押印までさせた。娘はいつ押収品が返されるのかを尋ねたところ、国家保安局に報告しなければならないのを理由に、自宅で待機するようにと王松一がごまかした。それに加え、明慧ネットに掲載された武穴市・法輪功学習者の迫害文章を手にしながら「お母さんの連行を誰かに言ったのか? 誰が明慧に投稿したのか?」と尋問した。

 9月17日午前10時、武穴市・国家保安大隊副隊長・王松一と龍潭交番の警官と合せて、男性4人女性2人は、呉清さん宅に乱入して、江沢民を告訴した理由で、不当に家宅捜索を行った。その際使った家宅捜索証は王松一が、呉清さん宅で書いたものだった。もし呉清さんが認めなければ、娘を連行すると脅しながら、パソコン、携帯電話、アンドロイド、MPS及び全ての大法資料を押収した。娘が「どんな罪を犯したのか?」「どうして家宅捜索するのか?」と家宅捜索証を出すよう要求したが、王松一は「江沢民の告訴は政治参与になる」と答え、同意しなかった。武穴市・公安局国家保安大隊は、公然に、5月1日最高裁判所が定めた「罪があったら必ず立案する、訴訟あったら必ず応じる」の裁判宗旨に反して、9月以降実名をもって江沢民を告訴した一部分の法輪功学習者を、不当に連行し、拘禁している。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/30/319854.html)
 
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