「なぜくれないの、私も一冊持ち帰って読みたいのですが」
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文/大陸大法弟子 春蘭

明慧日本2015年12月21日】

「どうしてくれないのですか」

 ある日、法輪功の真相資料を持って真相を伝えに行きました。道添に草むしりをしている10数人の人たちがいました。私は「真相を了解することで、福報が得られます。持ち帰ってよく読んでください。全国で10万人以上の民衆が江沢民を告訴しました。三退で平安が持てますよ」と言いながら、一人に一冊ずつ資料を配りました。

 ちょうどそのとき、一人の60歳以上の婦人がやってきて「どうしてくれないのですか。私も一冊持ち帰って読みたいのですが」と私に言いました。びっくりして「貴方もほしいのですか。読めますでしょうか」と聞きました。彼女は「私は読めますよ。一冊ください」と回答しました。すぐに一冊渡して「家族と親友にも見せてください。読み終えたら、福報を得られます」と教えました。

 このことでも、私の一つの観念、つまり「高齢の婦人の多くは、教養がないので、資料を渡したくない」を破ったのです。これは間違いでした。衆生は平等ですので、人に真相を了解させるチャンスを奪う権利は持っていません。

「もっと前から彼を告訴すべきです」

 ある日法輪功の資料を持って同修のところへ行く途中、道添にたくさんの人が溝掘りをしていることを見ました。私はその人たちの前に行って「皆さん、こんにちは。あなた方に一冊の資料をお渡しします。全国でおよそ18万人が江沢民を告訴しました。真相を了解することで、福報も得られます」と声をかけました。なかの一人が「もっと前から彼を告訴すべきです。早くこの民族の裏切り者で売国奴の江沢民を捕まえてください。私もこの資料を読みたいです」と語りました。

 すぐ私が持っていた20冊の真相資料を配り切りました。ある人が「資料が手に入らない」とつぶやいていました。私は「お互いに交替して読んでください。もう配りきりました。三退してもらえましたか。三退で平安を持ちます」と聞きましたら「もう随分前に三退しました。ありがとうございます」と答えました。

「どうしてもっと早く教えてくれなかったのですか」

 9月30日の午後、お客さんを玄関まで送って、すぐ道端の環衛員のおばさんとお喋りをし始めました。彼女は「貴方はとても福を持っていますね。一見しただけで分かります」と言ってくれました。

 私は笑いながら「確かに私は福を持っています。私は、法輪功を修煉しているので、師父の保護を持っていますから。貴方も『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と常に暗誦していれば、不吉な事に出合ってもむしろそれを吉事に変えられます。難に遭っても、吉祥に変わります。神仏のご加護もあります。私の孫娘は、念じたら、気持ちがすっきりしてきました。悩みもなくなりました」と言いました。「赤ネッカチーフを付けたことはありますか。党団隊に入ったことはありますか」と続けて聞きましたら、彼女は「それを付けたことがあります」と答えてくれました。「では、自分自身の平安のために、仮名で脱退しましょうか」とたずねましたら「いいですよ。脱退させてもらえますか」と返事しました。

 おばさんと別れて、八百屋へ行きました。戻ってくるとまたおばさんが話しかけてきました。おばさんは私の手を引いて「ずっと心の中で『法輪功は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じました。すると、気持ちが本当にすっきりしてきました。どうしてもっと早く教えてくれなかったのですか。最初に知っていたらよかったのに。ずっとあなたと話をしたかったのです。今日お客さんを送ってきたあなたに声をかけたおかげで『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と念じたら命を保ってくれることがやっとわかりました」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/12/320340.html )
 
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