「回訪」が行き詰まり 公安局長が辞めろと命じる
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 【明慧日本2015年12月22日】最近、地元の派出所は大法弟子を対象に、所謂「江沢民訴訟回訪」(江沢民を告訴する訴状を提出した法輪功学習者の家に行き検問すること)を実施することで、一定の地域に社会不安をもたらしました。しかし、良く考えてみれば、この運動はまるで雷の音が大きいものの、雨粒が小さい雷雨のように、いい加減にごまかしていることは明らかです。しかし同修の皆さんのあらゆる人心に向かって来た出来事でもあると思います。警察はある同修を派出所に不当連行して、写真を撮ったり、尋問した内容を録音して、同修を脅かします。また、同修の家に行き、簡単に検問を済ませて、急いで帰ったり、電話を通じて尋問を行うだけで済まそうとしたケースもありました。ある一人の同修は自宅にある5台の機器を稼働して、真相資料を制作している真っ最中に、警察が家に押し入り、その状況を見た警察は同修の家にあった全ての機器を没収し、同修を派出所に不当に連行しました。しかし、その同修は正念に満ちた真相を警察に伝えました。すると、当日の午後、何事も無かったかのように帰宅することができました。このような件は以前だったら、きっと所謂「重大犯罪事件」として扱われるはずです。

 ある公職に就いている同修は政府機関の者に呼び付けられたことがあり、また今回、職場のナンバーワンの者に呼びつけられて話を聞かされました。話の内容はつまり、同修に江沢民を訴訟することを辞める態度を示して欲しいとのことでした。そして、「上からの命令で、江沢民を告訴したことを今回は一切追求しないが、今後、また告訴を起こしたら、公職を免職し、公職を持ってない者は全員逮捕する」と同修に宣告しましたが、同修は「大口をたたいても、主導権はだれのものか、まだ分かりません」と断りました。

 もう一人の同修の親戚が地元の公安局局長です。この局長は部下の警官に「このこと(回訪のこと)はもうここまでとしましょう」と伝達しました。

 今回の所謂「回訪」はちょっと見たところ勢いがありましたが、実質上は、この運動は警察の違法行為なのです。警察も承知しているはずです。警察はあらゆる行き先で壁に突き当たり、行き詰まってしまうのですが、「回訪」の過程の中で、同修たちの真相伝えを通じて、一部の警察が救われ、三退しました。それと同時に、同修たちは発正念の力を増したため、邪悪はそそくさとことを終わらせました。しかし、同修たちの人心に対する試練は本物だったのです。この江沢民を告訴することを踏み出すことと、警察の「回訪」を食い止めることは、まさしく生死の関のような大きな試練だと思います。

 一人天目が開いてる同修は「字が書けなくて、他人に依頼して、訴状を書いてもらった同修たちの体に、師父が下さった光った印がついています。とても素晴らしものです。自ら執筆して訴状を書いた同修たちは、ほかの空間では、自分の衆生たちにスピーチを行っていて、場面が壮大でした。しかし、未だに訴状を書いてない同修の身体状態はあまり良くありません」(同修はこれ以上言いませんでした)と私に教えてくれました。

 他空間で見た邪悪の敗北と現実で警察がそそくさと始末する様子から、同修の皆さんはもっと多くの真相を伝えて、もっと多くの人を救い、今から精進し始めなければなりません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/20/319275.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/11/28/153857.html)
 
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