遼寧省法輪功学習者 迫害され痩せこけ重体
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 【明慧日本2015年12月23日】遼寧省・海城市・牛荘鎮の法輪功学習者・田宝東さんと、感王鎮の張家安さんは本渓市(ほんけいし)龍寨(りゅうさい)刑務所に拘禁されている。現在、300元を強制的に請り取られた宝東さんは、迫害されて痩せこけ、重体に陥っている。

 宝東さんは2013年、市裁判所によって秘密裏に懲役5年の不当判決を下された。法輪功を学び続けている理由で迫害された結果、痩せこけて、人の助けがないと歩けず、話す気力すらもない状態である。

 宝東さんの家族は、三世帯一緒に住んでおり、長男の宝成さんと、三男の宝東さん、四男の宝偉さんは法輪功を学び、迫害される前は和気藹々(あいあい)で笑いが絶えない家族だった。

 しかし、中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、3兄弟は数回にわたって不当に連行され、労働教養処分を下された。宝東さんは不当に3回も拘禁され、2回の労働教養処分を下された。

 2002年4月17日、宝東さんは身柄を拘束され、鞍山(あんざん)市労働教養所に拘禁された。その期間、殴打・睡眠はく奪・長時間にわたって小さな固い腰かけに座らされるなどの迫害を受けた。その結果、歩行困難に陥り、目がほぼ失明してしまった。2003年に解放されてから、1年後にはほぼ回復できた。

 2006年夏、宝東さんは感王派出所の警官により、再び鞍山市労働教養所に拘禁された。2008年8月、解放された時には歩行困難で、つえが無いと歩けなかった。

 2012年9月16日、宝東さんと、もう一人の法輪功学習者・崔春彪さんと自由市場で法輪功への迫害の真相を伝えたため、通報されて市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の者に不当に連行された。2人とも市の裁判所に秘密裏に不当な判決を下され、刑務所に送り込まれたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/10/320267.html)
 
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