山東省環翠区裁判所 法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2015年12月23日】山東省・威海市・環翠区裁判所は今月4日、法輪功学習者・高得花さん(53歳女性)に対して秘密裏に開廷し、懲役3年の不当判決を宣告した。家族は裁判が半分まで進んだ時、初めて開廷の情報を得たという。

 高さんは7月27日に江沢民を告訴する横断幕を挙げ、不当に連行され、文登市留置場に4カ月半拘禁された。現在、骨と皮ばかりにやせこけて、歩くことや話す気力すらもないという。

 高さんは法廷中、自ら法輪功を学んでから受益したことや、拘禁された期間に受けた拷問を暴露した。裁判の後、警官は高さんの指を持って強制に拇印を押させた。

 高さんが拘禁された期間、弁護士は2回市留置場を訪ね、面会を要求した。しかし、警官は高さんが「罪を犯していないから、弁護士を雇う必要がない」とのメッセージをねつ造し、弁護士に面会をさせなかった。

 高さんはかつて多種の病気を患い、法輪功を学んでから心身ともに健康になった。しかし、法輪功を学んでいるとの理由で数回にわたって留置場や拘置所に拘禁されたことがある。2008年8月12日、高さんは法輪功の資料を配布したとの理由で、区公安局に2年の労働教養処分に処せられた。昨年6月12日、高さんは再び区公安局に15日間拘禁された。

 家族は高さんを救出するため、やむを得ず頻繁に休みを取り、留置場、公安局、裁判所などを駆けずり回り、また10代の子供の面倒を見なければならず、心身とも疲れている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/12/320345.html )
 
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