湖南省ゲン江市裁判所 法輪功学習者に不正裁判
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 【明慧日本20151227日】湖南省ゲン江市裁判所は924日、同市の法輪功学習者・甘秋良さんに対して不正裁判をかけた。甘さんは同市の留置場に6カ月以上、拘禁された。

 法廷で検察側は国の法律ではなく、湖南省が法輪功に対する行政法規に基づき、甘さんを起訴した。それに対して、甘さんの弁護士は警察庁が出した『邪教の認定と邪教組織を取り締ることに関する問題の通知』を読み上げた。『通知』の中に14種類の邪教が認定されたが、法輪功は含まれていなかった。

 弁護士は検察側に甘さんが罪を犯した証拠を出すようにと求めたが、検察側が出さなかった。そして、弁護士は甘さんが書いた法輪功迫害を引き起こした江沢民に対する『刑事告訴状』を裁判官に渡し、無罪の甘さんの釈放を要求した。

 しかし、裁判長は休廷と宣言した。その数日後、裁判所は甘さんに3年の実刑判決を言い渡した。判決に対して、甘さんは不服として、益陽市中級裁判所に上訴した。

 上訴して1週間後、留置場に拘禁されている甘さんは高血圧の症状が現れ、血圧が245mmHgに上った。そのため、甘さんの家族は甘さんの解放を強く求めたが、甘さんは解放されなかった。

 その後、益陽市中級裁判所は甘さんの上訴を棄却し、原判決を維持するとの結果を出した。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/13/319081.html )
 
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