山西省法輪功学習者 法廷で迫害を伝え居住監視が解除
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 明慧日本2015年12月28日】(明慧ネット記者山西省報道)山西省・太原市の冀徳蓮さん(72)は、法輪功を修煉したため、5月19日から居住をずーと監視され続け、11月13日に、太原市・万柏林・裁判長の不当判決を受けた。この過程で、冀さんはずっと自らの経験で公安の人に法輪功への迫害の真相を伝えました。6日後、出張所の警官は冀さんに、「居住監視を解除する」と言った。

 冀さんは、昨年5月21日に法輪功の資料を配っている途中に、太原市・万柏林区・小井峪出張所の警官による拘束に遭った。当日すぐに、冀さんの4人の家族が釈放を求めたが、太原市・公安局・万柏林分局は冀さんに対し、保証人を立てる尋問を待つよう判決を出した。

 5月18日、冀さんは法輪功学習者への不当な裁判を聞いていた時に、また拘束された。5月19日、太原市公安局は冀さんに対して居住を監視する通知を出した。9月10日、冀さんは法輪功迫害の首謀者・江沢民を告訴する活動に参加したため、警官の嫌がらせを受けた。11月13日、太原市・万柏林裁判所は莫須有の罪名で違法な判決を冀さんに出した。

 裁判の前日、11月12日、裁判官は冀さんの娘に「明日、20人ほどの人が傍聴に来るが、母親にしっかり伝えておきなさい。70歳だからといって刑務所に入所させないことはなく、今は75歳まで入所させる」と言った。

 11月13日の裁判日、案の定小さな裁判所に警官がぎっしり座り込み、20人ほど居た。ただ真ん中は冀さんに場所をとってある。裁判官は「邪教組織を利用し、法律を乱した」という罪名をきせようとした。

 冀さんは法廷で、「法輪功は人に善い行いをするように説かれ、いつでも他人を優先させるように教えられている。それはあなたの言っている邪教とは、甚だしくかけ離れている。2012年、私は一台のトラックと衝突した。運転手は私を鉄十二局病院に入院させたが、医師の検査によると、私の寛骨はひどくずれ、足の骨は2、3本が裂けて、腕は二十数針縫合し、左眼のまぶたも縫合し、顔は傷だらけで腫れ上がり、変形していた。こうした酷い状態でも、私は4日間で炎症が全て消え、6日目には退院した。その後、運転手を見つけ、もらった8000元の医療費を全部返金し、今、私はとても健康だ。普通の人にこんな事がありえますか。私はあなた達が法輪功に対して良い態度を取り、自分と家族にも良い未来を歩んで欲しい」と言った。これを聞いた裁判官は、途中で裁判を中断し、冀さんは家に帰ることができた。

 11月19日、冀さんは警察の電話を受け、小井峪出張所へ一度出向くように言われた。冀さんが行くと、警官は冀さんに対する居住監視を解除すると伝えた。警官は冀さんが健康なのを見て、「おばあさんの身体は本当に健康そうだ」と言った。冀さんは「私は以前、子宮がんがあったので子宮をすべて切除したけれど、20年後に法輪功を修煉すると、全部治ったよ」と言った。李警官は「私の岳母も子宮がんがあり、検査を受けたばかりで、手術はしたくなく、医師は手術しても長くて5年の命だ」と言われたと言った。

 冀徳蓮さんのこの体験を通して、法輪功の素晴らしさと不思議さを証明し、迫害を否定し、法輪功の良さを周りの裁判官や警官、傍聴人に実証してみせた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/5/320066.html )
 
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