吉林省元検察官 懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2015年12月30日】吉林省舒蘭市の法輪功学習者・朱玉軍さんは市船営区裁判所に懲役5年の不当判決を宣告され、10日に省刑務所に拘禁された。

 朱さんは市林業検察庁の元検察官であり、周りから高い評価を受けていた。しかし、中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。朱さんは生活を維持するため、吉林市で飲食店を経営し始め、店が一躍人気店になった。大家は店が繁盛している様子を見て、テナントの貸し出しをやめ、自ら経営したいと要求した。朱さんは文句を言わず、さらに味の秘訣を教えた。

 しかし、朱さんは法輪功を学んでいるとの理由で、2013年10月18日に警官に不当に連行され、市留置場に拘禁された。今年9月7日、市船営区裁判所は朱さん、車平平さん、馬馳さんなどに対して不正裁判を行い、当日結果を宣告しなかった。

 9月19日、朱さんは迫害されて高血圧および心不全の症状が現れ、病院に運ばれた。しかし、警官は朱さんを運ぶ途中も足枷をかけ、監視していた。さらに、朱さんの家族に治療費を強要したが、家族に断わられた。21日午後、朱さんの状態は少し好転したところ、市留置場に移送された。

 そのほか、同刑務所に拘禁されている舒蘭市の法輪功学習者・李生成さん、李継峰さん、曲洪祥さん、趙有才さん、王洪方さん、韓福さんはそれぞれ懲役9年、6年、5年、5年、4年、3年6カ月の不当判決を宣告されたという。

 また、舒蘭市留置場に拘禁されているのは、学習者・楊国舒さん、楊俊琦さん親子と朱継発さんである。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/12/21/320758.html)
 
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