【明慧日本2016年2月27日】中国湖北省・黄梅県・小池町新河村の桂訓華さん、黄玉蘭さん夫妻は、法輪功を修煉することを理由に迫害を受けた。妻の黄玉蘭さんは不当に労働教養され、夫の桂訓華さんは2002年8月、迫害により死亡した。
2015年7月1日、黄玉蘭さんは最高法院に『刑事訴状』を郵送し、法輪功の迫害を発動した江沢民を告訴した。
以下は黄玉蘭さんの『訴状』で述べた迫害事実である
私は1996年7月から法輪功を修煉し始めました。修煉する前は、胃病、低血圧、頭痛、貧血、B型肝炎など多くの病気があり、常にだるさを感じ、通常の仕事ができない状態でした。修煉してから、すべての病気がなくなりました。
私の夫、桂訓華は当時、肝臓病の末期になっていて、いろいろな病院を訪ねましたが治療方法が見つかりませんでした。1997年に夫も法輪功の修煉を始め、すぐに健康になりました。私達夫婦は、病気のない体がこんなにも軽くて心地よいものであると感じることができました。法輪功への感謝の気持ちは言葉で言い表せられないほどです。
1999年7月20日、江沢民が法輪功への迫害を開始しました。この16年間の迫害の中で、私達は3回も拉致され、私は2年間強制的に労働教養され、夫は強制的に仕事をやめさせられ、最後は迫害により死亡しました。
2002年3月11日、夫は黄梅県の小池町の派出所と、九江市の警察らに拉致されました。その中で夫は「釣り起こし」と呼ばれる酷刑を受け、片方の手錠が外され、片腕だけで90kgの体重を支え、さらに9kgの足かせをかけられました。また2人の警官は時に夫の腰にしがみついて下に引っ張ったりもしたのです。夫の片手は100kgの重量に耐えていました。他にも火のついたタバコで彼のへそを燃やしたりもしました。その苦痛は体が八つ裂きにされるようだったでしょう。
5月28日、夫は江西省九江市、第一病院へ送られました。もうすでに夫は意識不明であるのに、手錠や足かせは付いたままでした。医者は「意識が回復する可能性はありません」と言いましたが、警察は責任を逃れようと、薬で生命を維持し家族が来るまで維持するようにと病院に命令しました。
5月31日、私たち家族は急きょ派出所からの知らせを受け取りました。その知らせでは、夫が仮釈放になるので、明日必ず九江市の廬山区公安支局で手続きを行うようにと言われました。家族は公安支局へ行って手続きを終えると、警察から、夫は現在江西省の九江市第一病院にいると教えられました。家族が病院へ行った時、夫は意識不明でした。警察は家族が治療費を支払うようように言いましたが、家族は拒否しました。警察は病院に圧力をかけて、意識不明の夫を追い出しました。夫は次の日の朝、亡くなりました。享年30歳でした。夫は80日間の迫害によってあの世へ旅立ったのです。