中国武漢市の法輪功学習者 迫害により死亡
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 【明慧日本2016年1月16日】中国湖北省・武漢市在住の法輪功学習者・李吉莉さん(63)は昨年12月28日、迫害により死亡した。

 李さんは1994年から法輪功を修煉し始め、修煉前に患っていた神経衰弱、胃腸の腫瘍、胃病、頸椎の病気などが修煉により全て無くなった。李さんは「真・善・忍」の基準に従って自分を律し、徳を重んじ日々の生活を送っていたが、江沢民政権による迫害を受けることとなった。

 李さんは1999年7月21日に湖北省の陳情先に、法輪功への迫害の真相を伝えに行ったが、警官らに身柄を拘束され、終日拘禁された。

 1999年12月末に北京の行政機関に陳情に行った際、警官に身柄を拘束され、武漢市女性労働教養所に連行され、15日間拘禁された。

 2000年1月15日に地元の警官らに身柄を拘束され、湖北省の二道棚洗脳センター、武漢市第一留置場、楊園洗脳センターなどの施設で、2001年夏まで拘禁された。

 2007年秋に法輪功迫害の真相を伝えていたことを理由に、地元の警官らに身柄を拘束され、武漢市第一留置場に連行された。不当に拘禁されていた期間中、迫害を受けたことにより糖尿病を患い、その1カ月後に1年の労働教養収容処分を言い渡された。その後、李さんは何湾労働教養所に連行され、毎日睡眠をはく奪される拷問に苦しめられたのち、7カ月後に釈放された。

 武漢市・江岸区・上海街派出所の警官らは、2013年9月に突如李さんの家に不法に侵入し、李さんの家財を没収した上、李さんを不当に拘束した。その後、李さんは洗脳センターに拘束され、法輪功を誹謗中傷する資料を強制的に読まされた。また、終日、直立不動の姿勢をすることを強要されるという拷問を受け、毒物の入った正体不明の注射をされた。そのため、李さんは食事をとると腹痛がおこり、頭痛や記憶力の衰退を引き起こし、視力も著しく低下した。

酷刑演示:打毒针(注射不明药物)

拷問の実演:毒物の入った正体不明の注射をされる

 このような度重なる迫害や人道に反する拷問により、李さんは昨年12月28日に他界した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/1/10/322053.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/1/12/154768.html)
 
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