アジア眼科学会 各国の医師が中国共産党による生体臓器狩りに関心(写真)
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 【明慧日本2016年4月8日】台北(たいぺい)市の国際会議センターで先月24~27日まで、年に一度のアジア眼科医学会の会議が開催された。台北の数人の法輪功学習者は、ボラティアで会場の手伝いをしながら4千人以上の出席者に中国共産党による生体臓器狩り真相を伝えた。ヨーロッパの権威ある眼科医は「現在、ヨーロッパの医師は皆中国共産党による生体臓器狩りのことを知っており、高い関心を寄せている」と語った。

图:在亚太眼科医学会年会上揭露中共活摘器官真相
会場のスタッフが出席者と話し合っている

 このほど、アメリカ下院外交委員会は決議を可決した。複数の調査により中国は系統的、制度的、そして政府が認可した法輪功学習者の生体から臓器を狩り取る状況を暴露した。法輪功学習者は今回の会議でデータやレポートを引用して、出席者の医師たちに「少なくとも5万人の法輪功学習者が殺害されており、しかも、生体臓器狩りは未だに続いている」と証言した。

 ある西洋人医師は生体臓器狩りの真相を聞いたあと驚愕し「聞いたことはありますが、それほど詳しくは知らかなった」と映像を見て語り、重い表情を示した。彼は「『中国の臓器狩り』という英語版の書籍をどこで購入できるか?」と尋ねた。2日後、彼はほかの医師数人を連れて再びブースに寄り、名刺を残して「引き続き新しい情報を欲しい」と言った。

 多くの医師が中国で行われている臓器売買の内部事情を暴露した。台湾のある医師は「患者は中国基金に寄付すれば、すぐに臓器を入手できました。臓器の値段は20万元ですが、寄付金は200万元以上でないと臓器を入手できません」と語った。ある中国の医師は「かつて中国では臓器移植は普遍的に存在しており、郷・鎮の病院でも年に数百例の移植ができました」と語った。

 中国からやってきたある医師は「中国国内での臓器提供には問題があると知っていましたが、自分の所在省でも多くの臓器移植を行いました。現在、臓器の管理は厳しくなり、入手は困難になりました」と語った。そして、現在も臓器狩りはまだ行われていることを信じているという医師は、その場で三退した。

 今回の会議に参加した数100人の中国人医師は、資料を受け取った後、法輪功学習者に感謝の意を伝えた。最終日には主催側もブースの前で記念写真を撮り、法輪功学習者と握手を交わした。法輪功学習者の努力で、多くの人が真相を知るようになった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/3/31/326067.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/4/1/156120.html)
 
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