中国・広東省の医者 不法裁判
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 【明慧日本2016年4月15日】広東省・茂名(もめい)市の医者で法輪功学習者・呉志岐さん(男性)は、法輪功を学んでいるとの理由で7年間も刑務所に拘禁されたことがあるが、昨年11月に再度、不当に連行されて拘禁されているという。呉さんは今月7日、不法裁判にかけられた。

 呉さんが連行された後、家族は呉さんのために、弁護士に弁護を依頼した。弁護士は今月1日午前、留置場で呉さんと面会し後、裁判所に行って呉さんの案件を確認した。

 昨年1119日午前9時過ぎ、茂名市電白(でんはく)県・国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の大隊長は市公安局、電白県公安局、羊角派出所、西粤派出所、茂南区公安支局の警官ら二十数人を率いて、5階建ての呉さんの自宅に不法侵入した。警官らは呉さんの家族の行動を制限し、何の証明書の提示もなく、25階まで家宅捜索をおこなった。呉さんは家にいなかったため、警官は呉さんの息子夫婦を連行した。

 同日、呉さんは法輪功学習者・麦治中さんの家に行っていたが、河西派出所の警官により連行された。夜9時ごろ、西粤派出所の警官が、河西派出所から西粤派出所まで呉さんを連行した。その後、呉さんの息子夫婦は解放された。

 それから、呉さんは電白県第一留置場に移送された。今年128日、呉さんの案件は検察庁から裁判所に移された。

 先月28日、電白区裁判所から、呉さんの家族が依頼した弁護士に、47日に呉さんに対する裁判を開廷するとの通知が渡された。

 医者である呉さんは、一家10人の大黒柱である。1996年のある日、呉さんは鼻に癌があるのを発見された。家族たちは呉さんのことを非常に心配し、呉さん自身も医者でありながら、自分の病気を治せないことを悔やみ嘆いた。仕方なく手術を受け、化学療法も2回おこなったが効果がなく、首の皮膚まで爛れた。生きる希望を失ってしまった呉さんを見て、妻は西洋医学では夫の病気を治せないと思い、夫を連れて占い師のところへ行った。占い師は呉さんに「法輪功は病気治療にとても良い効果がある」と言って、法輪功を紹介してくれ『轉法輪』をプレゼントしてくれた。

 帰宅した呉さんは『轉法輪』を読み始め、書籍の中で自分が求めていた真諦を見つけた。それから、呉さんは法輪功を学び始め、6カ月間で健康を取り戻した。呉さん自身も家族もみんな大喜びした。

 しかし、19997.20、江沢民が法輪功に対する迫害を発動した。呉さんは法輪功を学び続けたため、迫害を加えられた。2001年に労働教養1年を宣告されて教養所に拘禁された。2003年に懲役7年の実刑判決を宣告され、陽江刑務所に拘禁された。 

 現在、呉さんは再度連行されて拘禁され、今月7日に不法裁判にかけられている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/4/326228.html)
 
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