中国・瀋陽市の陳玉風さん 刑務所から洗脳班へ送られることを企まれる
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  【明慧日本2016512日】414日は遼寧省瀋陽市大東区の法輪功学習者の陳玉風さんが刑務所から出所する日だった。しかし、同区の政法委員会と派出所の警官はその日、陳さんを刑務所から直接に洗脳班に送ることを企んだ。

 414日、陳さんの家族は朝早く、遼寧省女子刑務所の馬三家監区に駆けつけ、陳さんを迎えに行ったが、刑務所側に「政法委員会の人が来たら、陳玉風を釈放する」と言われた。

 午前9時過ぎ、政法委員会と派出所の67人の警官が刑務所に到着した。警官らは陳さんを連れ出し、強制的に洗脳班に送ろうとしたので、陳さんの息子が「母の体に傷があるから、病院に行って治療しなければなりません。母を連れて行かないでください」と話した。陳さんの父親も「娘は法を犯していません。勝手に連れて行かないでください」と言った。

 陳さんの家族は懸命に陳さんを連れて行くことを阻止した。1時間ほど揉めた結果、陳さんは家族の車で帰宅した。

 陳さんと夫の劉華玉さんはともに法輪功を学んでいる。夫婦はかつて、病弱だったが法輪功を学んでから健康を取り戻し、優しい性格に変った。しかし、1999720日から江沢民が法輪功迫害を引き起こしたため、夫婦ともに迫害を受けた。

中共酷刑示意图:殴打、撞头
拷問のイメージ絵:殴打され、頭をぶつかられる

陳さんは教養所、洗脳班、刑務所に拘禁され、殴打、睡眠の剥奪、内容の不明な薬物の注射、耳に水を入れるなどの拷問を受けた。

2003年秋、拘禁された陳さんは灌食の迫害を受けた。ある日、警官は灌食を使うベッドに法輪功創始者の写真を置き、陳さんに座るようにと強いた。陳さんは従わなかったため、警官にビンタされた。

2003年末のある日、警官は陳さんを殴打した。陳さんは髪の毛を引っ張られ、頭を暖気にぶつけられた。そのため、意識を失った。しかし、陳さんが目を覚ますと、また、繰り返して殴打され、地面に髪の毛がいっぱい落ち、頭にこぶがたくさんできた。

2012415日朝7時すぎ、陳さんは家の台所で家族のために朝食を作っていたとき、瀋陽市公安局の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と大東門派出所の78人の警官に家に不法侵入された。警官らは陳さん夫婦と陳さんの家を訪ねていた梁啓珍さんを連行し、陳さんの家にあったパソコンなどの私物を押収した。その後、陳さんは瀋陽市留置場に、夫の劉さんは大東区留置場に拘禁された。

20137月、陳さんは4年の実刑判決を下され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。夫の劉さんも46カ月の実刑判決を言い渡され、丹東刑務所に送られた。その後、本溪湖刑務所に移送された。

刑務所で陳さんは生理用品の買うことを許されず、生理のときに服などが汚れた。

先月、ようやく刑務所から出られた陳さんは、洗脳班への連行を企まれていた。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/4/16/326719.html )
 
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