医者は「神仙だったら可能で、人間は不可能だと言った
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文/大陸大法弟子

 【明慧日本2016年5月29日】2009年秋のある日、私は夕食後台所で鍋や皿を洗っていたとき、突然咳きだし、のどに痰が詰まっていると感じました。その後ひとつの血の塊を吐き出しました。私はあまり気にせず、水で流しましたが、また次の血の塊を咳き出しました。その後、嘔吐が止まらず、血の塊から血の流れになり、色も黒っぽいものから濃い紅になり、嘔吐した血液の量が流し台の半分にまでなりました。私は吐き出したら良くなると思いましたが、徐々に意識が分からなくなり「ドン」という音が聞えた後、なにも分からなくなりました。

 私は意識が戻ったとき、数名の白衣の男女と息子や娘がみな真剣な表情で私を取り囲んでいるのが見えました。私は「ここは病院だ」とすぐに分かりました。歯を食いしばって起き上がり娘に「家に帰ります」と言いました。

 医者は私を一目もみず、息子と娘に軽蔑のまなざして「冗談じゃないですよ。血圧が208で、熱が42度で、酷いショック状態で、危険ですよ。彼女を見守って、動かさせないで」と厳しく言いました。私は「私は法輪功の修煉者で、大丈夫です。しばらしくしたらよくなりますよ」と言いました。医者は「神仙だったら可能で、人間は不可能です。すぐ重症監護室に入れて」とはっきり指示しました。

 突然、私は下半身に熱い流れを感じ「トイレに行きます」と言った後、血がパンツや、白いベッドシーツを汚し、床まで落ちました。私には血尿か血便かが分かりませんでした。医者は危篤通知書を娘に渡しました。

 私を囲んでいる親族はみな泣き出しました。私はとても落ち着いて「家に帰ります。大丈夫です。私には師父のご加護がありますから、心配しないでください。吐き出したら、よくなります。私には病がありません。早く家に帰りましょう」と言いました。

 息子と娘はどうしたらいいか分かりませんでした。医者は「この病人は頭がかなり混乱しています。嘔吐、下痢、そして出血。そのうえ血がどこから出たのかが分からず、血圧も体温も異常に高いです。医者としては人道の面からも、そうしなければ」と言いました。

 娘は姿勢を低くして涙にむせびながら「お母さん、目を覚まして。私たちは家に帰ってはいけないわ」と言いました。医者は「先ず8万元の前払い金を払って、急いで重症監護室へ」と指示しました。

 私は子供たちに「帰ります。1銭も払わないで。私には病がありません。お金もありません。あなたたちは親孝行したいなら、私の言うことを聞いて、一緒に家に帰りましょう」ときっぱり言いました。息子は悲しそうな表情で「お母さん、しっかりして」と言いました。私は「頭ははっきりしているわ。早く行きましょう」と言いました。

 私の強い求めに、子供たちはどうしたらいいか決められず、また医者に尋ねました。医者は「入院するなら、まずお金を払い、病院を出るなら、サインして、早く帰って」とはっきり言いました。私は「早く帰りましょう」とすぐに答えました。

 このように子供たちはひっきりなしに泣きながら、私を家に連れて帰りました。そのときはすでに朝明けでした。私は疲れてすぐ眠りました。夕方になって、子供たちは目が覚めた私を見て、私を囲んで「お母さん」と連続して呼びました。私は「大丈夫です。私は死にません。師父からいただいたお仕事がまだ終わっていません。私に師父の説法録音を聞かせて」と頼みました。私は最初のうちは寝ながら聞き、その後坐って聞きました。

 翌日、私は子供たちに「あなたたちは私にかまわず、やるべきことをやってください。私は師父のご加護がありますから、全部良い状態です。あなたたちは見たでしょう」と言いました。4日目、私は煉功し始め「神通加持法」を1時間半順調にやりました。家族はこれを見て、大法と師父に感謝の気持ちがいっぱいになりました。

 1週間後、私は自転車を押して買い物に行きました。数名の近隣の人が私を見て驚きました。皆は親切に挨拶し「なぜこんなによくなったのか」と聞きました。私は「法輪功の修煉をやらなければ、今回私はすでに地獄に行き、あなたたちは私に会えなかったでしょう。医者は子供たちに『神仙だったら可能で、人間は不可能です』と言いました。今、あなたたちは見たでしょう。可能であるかどうかは、私の師父がお決めになります」と言いました。

 皆は讃嘆してやまず「ほんとうに不思議です。法輪大法はほんとうにすばらしい」と言いました。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/24/329169.html)
 
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