中国・陝西省の女性法輪功学習者 迫害され死亡
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 【明慧日本2016年5月31日】中国・陝西省漢中市・城固県の法輪功学習者・熊紀玉さん(53歳女性)は西安女子刑務所で迫害されて死亡した。

 熊さんは1996年から法輪功を習い始めてからしばらくして、リューマチなどの病気が完治した。

 中国共産党による法輪功への迫害が始まって以来、熊さんは何度も不当に連行され、労働教養処分に処せられ、不当な判決を宣告された。

 熊さんが迫害を受けた実態は、下記の通りである。

 2001年、熊さんは上京して陳情しに行ったという理由で、2年の労働教養処分に処せられた。

 2014年6月7日、熊さんは左麗さんと一緒に、街で法輪功の資料を配布した時、警官に不当に身柄を拘束され、漢台区留置場に拘禁された。その期間、家族は何度も面会を要求したが、拒否された。

 9月29日、県裁判所は熊さんと左さんに対して不当な裁判を行った。2人は省女子刑務所に拘禁され、熊さんの家族は昨年11月に初めて面会できたという。

 先月3日、家族は刑務所から熊さんが重体に陥ったとの通知をもらった。翌日、家族が病院に着いた時、熊さんはすでに意識不明の状態だった。しかし、警官の妨害で家族は、熊さんのそばで介護できなかった。刑務所側は、病院から熊さんが重体との診断をもらってから、初めて家族に一時出所の手続きをさせた。

 16日、熊さんは県に戻る途中、他界した。家族は熊さんと会った時、熊さんがすでに話せなくなったため、拘禁された期間中に、どんな迫害をうけたかすらも聞けなったという。

 また、熊さんが拘禁されていた期間中に、父(90代)と兄貴もショックを受けて相次いで亡くなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/1/327366.html)
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/5/2/156498.html)
 
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