中国・重慶市の企業家 迫害され重体に
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 【明慧日本2016年6月1日】中国・重慶市の企業家・劉道権さんは、2013年4月9日、住宅区で法輪功の無実を伝えた時、沙坪壩区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官に不当に連行され、翌年10月16日に区裁判所に懲役8年の不当な判決を宣告された。現在、永川刑務所に拘禁されて迫害を受けている。

 劉さんは刑務所で、いわゆる「転向」を拒否し、4月1日から断食して迫害に抗議した。

 劉さんの親(70代)と妻は何度も刑務所を訪ね、面会を要求したが、拒否された。しかし、刑務所は今月20日に突然家族に面会に来るようにと要求し、弟の劉剛さん1人のみを指名してきた。

 劉剛さんは21日に刑務所に行き、警官に兄が断食し、灌食で命を維持していると知らされた。当時の劉さんは痩せこけて、話す気力すらもなかった。しかし、劉さんは弟に負けない気持ちと家に帰りたいことを伝えた。

 劉剛さんは家に帰って、兄の状況を親に伝えた。親は毎日泣き暮らし、息子の安否を心配している。

 劉さんはすでに重体に陥っているため、家族はこのことに注目し、早く救援の手を差し伸べるようにと呼びかけている。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/26/329271.html)
 
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