中国・北京市の中学校教師、再び連行(写真)
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 【明慧日本2016年6月2日】中国・北京市房山区の法輪功学習者・李蘭強さん(52)は、先月20日、自宅で区の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と拱辰派出所の警官に不当に連行され、房山留置場に拘禁された。

 李さんは元中学校の教師である。法輪功を学んでいるとの理由で迫害され、労働教養処分に処せられ、やむを得ず離婚し、放浪生活を余儀なくされた。

李兰强
李蘭強さん

 李さんは北京師範大学を卒業し、1993年から市海澱区太平路中学校の教師を勤めた。

 1997年10月から法輪功を学び始め、以前患っていた間欠性心臓病が完治し、「真・善・忍」に従い、より良い人になることを目指している。

 1999年7月、江沢民を始め、中国共産党による法輪功への迫害が始まった。李さんも法輪功を学んでいるとの理由で洗脳班に1カ月間拘禁されたが、「転向」しなかったため、翌年、李さんは1年の労働教養処分に処せられた。解放された後、李さんは学校側から教師をやめさせられ、警備員にさせられた。その後、後方勤務をやらされた。李さんは絶えず、同僚に法輪功の無実を伝えていたため、中国共産党による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報され、2002年に2年半の労働教養処分を下され、学校を除名された。

 相次いでの迫害で、李さんの妻は幼い娘を連れ、迫害に耐えきれず、やむを得ず李さんとの離婚を選んだ。李さんの父もショックを受け、李さんの2度目の労働教養処分のわずか1週間後、他界した。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/28/329327.html )
 
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