【明慧日本2016年6月3日】中国・江西省南昌市の羅春栄さん(67歳女性)とト琳さん(64歳女性)は、江沢民が法輪功への迫害を引き起こしてから、さまざまな迫害を受けた。
3月31日午前、羅さんとトさんは南昌市新建区西山鎮で法輪功が迫害されていることを人々に伝えた際、西山派出所の警官に連行され、南昌市第一留置場に拘禁された。
一、 羅さんが受けた迫害の事実
羅さんは水道局の宿舎に住んでおり、江西省南昌市水道局の職員だった。
法輪功を学び以前の羅さんは頭痛などの他に5種類の病気を患い、風邪をよくひいて病院に通っていた。1995年、法輪功を学んでから、羅さんは「真・善・忍」に従って自分を律し、健康を取り戻せた。夫との喧嘩をやめ、優しい心を持ち、平穏な家庭を築いた。
しかし、1999年7月20日、江沢民が法輪功への迫害を開始した。その後、羅さんは7回も家宅捜索をされ、法輪功の関連書籍や煉功用のテープ、法輪功の創始者の写真などを押収された。羅さんはまた、刑事拘留3回、労働教養処分3年、自宅の固定電話や携帯電話の盗聴などの迫害を加えられた。娘も連座されて仕事を解雇された。
1999年12月、羅さんは北京に行き、法輪功の冤罪を訴えたが、警官に連行され、胸部、腹部、下半身などを蹴られた。その後、南昌市に送還された羅さんは、第三留置場に1カ月間拘禁され、頭部を殴られた。
2001年、羅さんは再度、北京に行き、天安門広場で「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、警官に連行され、南昌市に送還されて留置場に入れられた。その後、羅さんは同省の女子労働教養所、洗脳班などに送られ、90日間拘禁された。
羅さんが拘禁されている間、自宅は3回も家宅捜索され、監視された。夫と娘の給料も止められ、2000元を強請り取られた。
2002年、羅さんは派出所の警官に連行され、家宅捜索された。その後、尋問を受けた羅さんは、警官に皮の靴で力いっぱいに足の指を踏まれた。1カ月後、羅さんは3年の労働教養処分を下され、南昌市労働教養所に収容された。その後、省の女子労働教養所に移送された。
教養所で羅さんは強制的に洗脳を受け、長時間の労働を強いられ、トイレに行くことを許されないなどの迫害を受けた。
2005年5月羅さんは迫害により、血圧が200mmHgまで上昇し、高血圧の状態になったため、やっと解放された。総白髪になり、歯も何本か抜け落ち、やつれた顔をして帰宅した羅さんの姿を見て、娘はとても心を痛め悲しんだ。
2012年、羅さんは昌北で法輪功の資料を配っているとき、警官に連行されて、家宅捜索を受け、法輪功の関連書籍、法輪功の創始者の写真などの私物を押収された。
同年10月22日、警官は羅さんの家の窓から部屋に不法に侵入し、羅さんを強制的に洗脳班に連行した。
2013年、羅さんは南昌市経済技術開発区で法輪功の資料を配った際、警官に連行された。
繰り返し迫害を受け母のことを見てきて、心を痛めた娘夫婦は地元から離れることにした。
二、 トさんが受けた迫害の事実
トさんは江西省製薬会社を退職し、病気を治療するため、法輪功を学び始めたが、暫くして、病気が完治した。
1999年12月、法輪功の無実を晴らすために、陳情に北京へ行ったトさんは、北京の留置場に連行された。
留置場でトさんは服を全部脱がされ、検査を受けた。また、トさんは身分の登録を拒否したため、警官に両足を酷く蹴られた。
十数日間拘禁されたトさんは、地元に送還されたとき、警官に押収された所持金の600元を戻してもらえなかった。
2000年の初め、トさんは市の第三留置場に入れられた。留置場でトさんは猛打された。十数日後、警官はトさんの家族から6000元の現金を強請りとって、トさんを解放した。
いわゆる「敏感日」になると、警官はトさんの家に行き、トさんと家族に嫌がらせをした。
トさんの娘は、推薦されて大学院に進学することを決めたが、母が法輪功を学んでいるとの理由で、進学の資格を取り消された。
トさんの夫も、トさんが繰り返し迫害されたことで、心身ともに苦しめられ、倒れて入院したことがある。
現在、繰り返し迫害を受けてきた羅さんとトさんは、不正な裁判に直面している。