中国・天津市の70代法輪功学習者 3回も不当な裁判に
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 【明慧日本2016年6月3日】中国・天津市濱海区の法輪功学習者・王晶壽さん(70代)は、昨年7月22日の夜、友達と法輪功の書籍『轉法輪』を読んでいる時、侵入してきた警官に不当に連行された。王さんにはその後、3回も分けて不当な裁判が行われた。

 昨年12月11日午前、濱海新区裁判所は王さんに対して不当な裁判を行った。王さんの自宅から法輪功の書籍が見つかったとの理由で断罪した。王さんは自分は何も罪を犯していないと主張し、強制的な裁判に協力しなかった。王さんの弁護士も、法廷で記録員すらもいないことをあげて、開廷の基本条件がそろっていないとを指摘した。そこで、裁判官は裁判の中止を宣告した。

 今年1月6日の午前、当刑務所は再び王さんに対して裁判を行った。訴訟の原因である罪について、すべて王さんに反論され、弁護士も法輪功の書籍は良い人になることを教え、違法ではないと弁護した。また、江沢民を告訴することも一般国民の権利であり、王さんが国家のいかなる憲法をも犯していないことを弁論した。また、王さん自らの陳述で、自分が国家の宣伝を信じて、最初法輪功学習者の妻に反対し、妻の長年の病気が治ったことを自分の目で見て、自分の患っている多種の病気の苦痛に耐えられず、法輪功を学び始め、すべての病気が完治したことを述べ、無罪解放を要求した。裁判官は改めて判決を宣告すると言った。

 3月5日のお昼、王さんに対する3回目の不当な裁判が行われた。弁護士は再び王さんに無罪であることを弁護し、王さんの解放を要求した。審判はわずか1時間でいい加減に終わった。

 また、王さんの妻・冉官権さんは、2014年9月3日に不当に連行され、昨年4月に懲役3年6カ月の不当な判決を宣告され、未だに拘禁されている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/5/28/329319.html )
 
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