【明慧日本2016年6月5日】中国共産党による強制的に生体から臓器を摘出し、その臓器を売買していることについて、ヨーロッパの議員12人は、このほど連名で書面で譴責し、声明を発表した。書面での表明の音頭を取ったのは、ベルギーの欧州議員ルイ・ミシェル氏である。この声明を応援するため、今年5月25、26日、法輪功学習者たちは、ブリュッセル市欧州議会本部の前の広場で集会を行い、中国共産党による法輪功学習者からの生体臓器狩りを暴露し、迫害の停止を呼びかけた。
欧州議会は2013年12月に、臓器狩りの停止を呼びかける緊急決議を可決したことがある。このほど、四つの欧州党派の議員12人は、連名で書面で声明を発表し、中国共産党による生体臓器狩り、特に法輪功学習者の生体から臓器を摘出する犯罪行為を調査し、何らかの行動を取るように欧州議会に呼びかけた。書面での声明は半数以上の議員の署名を得れば、自ずと議会の決議案となる。
欧州議会の正義の声
書面での声明発表のもう一人の音頭を取った議員チェコのトーマス氏(Tomas Zdechovsky)は、「カナダから来た情報によると、中国で起こっている生体臓器狩りは、非常に深刻な問題になっています。この問題は中国との会談で非常に重要なので、私達はヨーロッパでこの問題を取り上げ、経済だけではなく、人権問題もしっかりと討論します」と語った。
イギリス議員ジュリー・ワード氏は「私は700万人を代表してこの議案に署名しました。私にとって、重要なのは、この問題について発言し、そして関心を寄せるようにようと呼びかけることです」と言った。
ドイツ議員 ヨアヒム・ツェラー氏は「これらは中国政府がやったことですので、私達はこれらを暴露しなければなりません。これは人権侵害の最も極端で残忍な行為です。だから私達は何らかの措置を早急に取るべきです」と述べた。
ドイツ議員「我々は全能力を尽くして、迫害を制止すべきだ」
ドイツ議員アルネ・ゲーリッケ氏は、法輪功学習者の活動現場に駆けつけ、書面での声明文を持ちながら、法輪功学習者の活動現場を背景にして写真撮影をした。「中国でこれほど多くの残忍な生体臓器狩りが起こっている事実を、中国政府当局は、これら全てを隠蔽(いんぺい)しています。我々は全能力を尽くして、この迫害を制止すべきです」と語った。
迫害の真相を知り、法輪功を支持する民衆
デンマークからやってきた女性記者5人は、生体臓器狩りに反対し、署名簿に署名した上で、もっと多くの情報を調査し、公開するという
ここを訪れた民衆は、法輪功への迫害パネル(生体臓器狩り)を見たり、迫害の真相を聞き、この迫害の酷さに憤慨した
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/5/29/157197.html)