【明慧日本2016年9月25日】中国音楽の真髄と、西洋オーケストラを融合した、西洋音楽界で大好評の神韻オーケストラは、初めてアジア巡回公演を行った。神韻交響楽団は今月15日(中秋節)に、東京オペラシティ・コンサートホールで初演の幕を開いた。その西洋と東洋の融合した音色は、聴衆に新鮮な印象を与えた。
日本庭園研究会会長「もっともっと聞きたい」
日本庭園研究会の会長・吉河功先生は「私は中国古典庭園の芸術を数十年間研究し、中国との縁を深く感じています。中国の伝統文化や中国風の音楽が大好きで、神韻のオーケストラを聞いて、意を尽くしてないと感じ、もっともっと聞きたいです」と語った。また、「『蘭亭の序』の曲は中国に深みのある味わいがあり、音楽が非常に素敵です。演奏した音楽は中国の歴史を深く感じられます」と語った。
吉河功先生は、二胡のコンチェルトが非常に好きで、二胡の美しい音色を聞いた時、思わず親近感が湧き、非常に気持が良いと感じたそうだ。「二胡の特有な音色を聞くと、自然と中国を連想します。中国楽器と西洋楽器が融合して勢いが増し、二胡の音色は力強くて非常に美しいです。日本人は、このようなコンサートを聞く機会はめったにありません。必ず友達に勧めます」と語った。
在日華人「中国はこのような文化を復興する必要がある」
在日華人・黄政盛さんは「素晴らしい、神韻オーケストラの目的は中国5千年文化を復興することです。長年、中国の伝統文化は薄れてなくなり、歪曲されました。中国人の私も昔の文化がわからなくなりました。海外にこのような団体があり、この形式を使って、世界各国で中国の伝統文化を広げ、これは中国文化の宝だけでなく、世界文化の宝でもあり、広げるべきです。素晴らしいです」と語った。
ラジオパーソナリティ「頭から足の先まで感動」
音楽が好きなラジオパーソナリティ・高橋美佐代さんは、神韻オーケストラを鑑賞する前は、どのようなコンサートなのか? そして中国の古典的な味わいが西洋のオーケストラとどのように融合するのか、想像できないと感じていたそうだ。鑑賞後、高橋さんは「神韻の音楽の美しさは言葉では表現できません。頭のてっぺんから爪先まで、全部に滲みわたる音楽、そのような感じを受けました。大草原の音楽は勢いがあって、大草原の広大さや生気が溢れている感じを表現し、人を元気にさせ、厚いエネルギーに囲まれていると感じました。また台湾の民族音楽は、晴れ晴れとした勢いがあります。そのメロディーに従って踊りたいという欲望が出てきました」と語った。
神韻芸術家の高い演奏テクニックに感心した高橋さんは「演奏者たちのテクニックは高いだけではなく、彼らの身体も、演奏している曲と一体となり、身体も楽器の一部のように表現しています」。神韻のベルカント唱法についても感心し「音が雄渾(ゆうこん)し、はっきりとしていて、どこから出てきたのか、わかりません。劇場全体に響いていて、初めてこのようなコンサートを体験しました。自分の体験を簡単な言葉では語れません。友人に自らがこの会場に来て体験するように提案します」と語った。
会社社長「神韻のオリジナル曲は新しい時代を切り開く」
会社社長・渡部誠さんは神韻のオリジナル曲について「神韻のオリジナル曲は新しい時代を切り開きました。非常に楽しくてハッピーになりました」と語った。
渡部さんは「今年4月頃、神韻芸術団の公演を鑑賞した時、初めて東洋と西洋の楽器が融合したオーケストラの演奏を聞きました。その時には強く印象に残りました。今回の音色は特別な吸引力があり、とても感動しました。前にも二胡の独奏を聞いたことがありますが、神韻のように二胡と西洋の楽器を融合したものを初めて聞きました」と語った。
ABE創研代表・東洋大学大学院客員教授・安倍仁志さんは「このような東洋と西洋の楽器が融合して演奏した音楽は初めて聞きました。普通の古典音楽と違って、メロディーが美しい。西洋音楽の感じと違って、心を静めてくれるような感じです。神韻のベルカントの音色は特別です。『神聖性』をもっている歌い方だと思います。歌詞の神聖感とベルカントの音声は純粋なエネルギーを感じます」と語った。
会社部長「西洋の楽器で東方の味わいを完璧に引き立たせる」
日本国際協力機構開発部部長・戸田隆夫さんは「演奏した曲は非常に豊富です。中国風の音楽があるし、西洋のクラシック音楽もあります。中国と西洋の楽器をちょうどいいところで融合させ、全然違うスタイルの曲をこれらの芸術家は表現していて、テクニックの高さに感心します。特に中国の二胡の音色は西洋のスタイルと完全に異なっているのに、すこしも違和感がなく融合し、本当に不思議だと思います。非常に気持がよく、味わい深いです」と語った。
また、戸田部長は「中国と西洋の楽器が融合して、西洋楽器の強い勢いが東方の味わいを完璧に引き立たせています。非常に優美です。このような中国と西洋の楽器の融合は、単なる混合ではなく、両方の特色がうまく結合していて素晴らしいです。鑑賞して思わず、心が『なるほど』と感じます。このようなコンサートをまた聞きたいです」と語った。
劇場プロデューサー「神韻音楽の広大さが空で飛ぶように感じた」
劇場舞台プロデューサー・西初恵さんは「こんなに素晴らしい音楽は珍しくて独特です。オーケストラの陣容は大きいです。音楽は高いところから降りてきたようで、空を飛んでいるように広大で、心を晴れ晴れとさせてくれるように感じます。古典音楽と伝統文化を大切にすべきです。このように素晴らしいものは次世代に残すべきで、これは私達の責任です」と語った。
未生流笹岡花道の先生「神韻オーケストラは絵のように現れている」
未生流笹岡花道の先生・川口志秀さんは「二胡の協奏曲に、3人の二胡奏者のテクニックは優れており、勢いが強くて立派であり、細やかな中国の味わいもあり、そして二胡は中国風の味わいをリードし、全然違和感がなく、不思議と結合しています」と語った。
神韻オーケストラの特別な表現力について、川口さんは「中国風の曲を演奏する時、脳裏には自然と広大な草原を走っている馬の様子や、夕日が沈むなどの東方の様子が浮かんできます。そして景色がはっきりとしていて、とても奇妙な体験でした。これらの体験は言葉では表現できないので、百聞は一見にしかずで、直接聞いた方が一番いいののです。私は友達に勧めます」と語った。
陶芸家「神韻の演奏家は一つの宇宙を作り上げた」
陶芸家・坂田甚内さん(70)は「とても素晴らしい! 全ての演奏家が協力して一つの宇宙を作り上げました。二胡とオーケストラのレベルはとても高い。両方の実力を合わせて、世界に必ず広げましょう」。神韻の独特な古典中国風の曲と中国語の歌について、坂田さんは「佛様が人類に与えた慈悲が現れている歌詞について、とても感動しました」と語った。
神韻オーケストラは日本の次に、台湾で16回の公演があります。
問い合わせ:0800-888-3580800-888-358
神韻WEB:ShenYun.com/symphony